こんにちは、スキー教師のスノダノブユキです。
スキーって難しいですよね。
私も難しいといつも思っています。
もっともっともっと上手くなれば、簡単って言えるのかもしれないですが、ほぼすべての人は難しいと感じるんじゃないでしょうか?
今日の本題は、、、、
「なんで先生によって教え方が違うの?レッスン展開が違うの?」ってことです。
これは、一言でいえば、「スキー教師一人一人がお客さんのことを考えて、今自分のわかる範囲で最適な指導をしようと考えているから」です。
先生によって、スキーを始めた年齢・スキー歴・体力・筋力・指導歴などすべて違います。
だから教え方も違うなんて当たり前ですよ。
だってスキーは難しいですもん。上達するためにいろいろなアプローチがありますよ。
教え方が異なるのも当たり前です。普通です。
学校の先生だってそうですよね。教え方に答えはないです。
もしすべての先生が同じ教え方をしているならば、きっとお客さんの滑りをちゃんと見ていないってことだと思います。
この人にはこの方法が最適だからこうしよう、って考えるから人によって教え方が変わるんです。
何も考えなければ全員が同じ教え方になりますよね。
こんなの嫌ですよね。
だから教え方が異なって言うのは普通なんです!
それに教わる方も同じようなレベルだったとしても、それまでのスキー歴が違いますよね。
そしたら教え方も変わってきます。
では、問題です。
お客さんが初心者(初めてスキーをする人)でも先生によって指導方法は異なるでしょうか?
答え:初心者ほど指導方法は同じになってくる
上級者はいろいろなアプローチの仕方があります。これがダメならこの方法にしようって出来ます。
でも初心者はある程度決まっています。
初めてスキーをする人はスキーを履いたら何も出来ないからです。
経験者は出来ることと出来ないことが人によって異なります。
でも初心者はみんな出来ないんです。みんな差が無いからです。
だから指導方法かなり似てくるのです。
細かいことを言うと、違いますよ。
ちょっとした表現の違いはあります。(ちょっとしたことだけど、これが上達に大きな影響を与えることもある)
あと使用するゲレンデによっても指導法は変わってきます。
同じゲレンデで行うならば、指導方法はかなり似てきます。
結論:
教える人、教わる人が違えば教え方が違うのなんて当たり前のこと。
人間個性があるので、それは普通だと思ってください。