こんにちは、スノダノブユキです。
ストックの握り方について考えてみましょう!
あまり考えたことなかった人いますか?
適当に握っていませんか?
ストックの握り方ひとつで、滑りが変わることがあります。
そんな見落としがちなストックの握り方を考えてみましょう。
4枚写真をとしましたので、ご覧ください。
注目ポイントは親指の位置です。
①
いわゆる一般的な握り方だと思います。
②
親指の位置が小指方向を向いています。
中指の腹で中指を強く押す感じです。
③
親指はグリップの上です。
このSWIXのグリップだと非常に握りにくいです。
黄色い奴(アドタブ)は注意すれば簡単に取れます。
関連記事:SWIXのストックのあの黄色いやつ・・・。あれいる?いらないので外してみたら失敗しました、、、
④
親指は人差し指の下にあります。
人差し指を突き出すような握り方です。
遠くから見ると人差し指が目立ちます。こういう握り方の人も多いです。
以上4つの握り方です。親指の位置が違うだけです。
でもこれで滑りに変化が出てくる場合があるのです。
ぜひ皆さんも親指の位置を変えて試してほしいです。
基本的なストックの握り方は小指・薬指の2本をしっかり押さえてあとは軽く
っていうのが良く言われることです。
私もこれには賛成です。
それにプラスして私が意識していることは、「親指」です。
親指もしっかりと握るのです。
これ大事です。試してみてください。
この4つの中で私のおすすめは②です。
この握り方はあるときふと気づいたらこう握っていたんですよ。
なれないポールを滑っていた時に、気づいたら親指が中指・薬指の上あたりにあったんです。
こう握ると脚に力が入りやすくて上手く滑れたのです。
実際この日は調子がよかったんですね。
それ以来意識してこの握り方をしています。
それで、それで、2.3年後私は1冊の本に出合いました。
この本です。
これは甲野善紀さんという古武術の研究している方と、元陸上短距離の選手の松村卓さんの書いた本です。
この二人の対談形式で書かれているのですごい読みやすい本です。
その中の一つのページを見てください。面白いものを発見したんです。
「親指と小指をつなぐと刺激が伝わる」
これたぶん聞いたことない人がほとんどだと思いますが、私は信じています。
(ただのプラシーボ効果かもしれないけど⇒新プラシーボ効果でスキー上達参照)
甲野さんいわく、親指はブレーキで小指はアクセルの役割をしているのだそうです。
この二つをつなぐことで力が入れやすくなるのです。
よってこの理論でいけば、ストックの握り方は②が良いのではないかと思います。
ただグローブをしていると小指を親指をくっつけることはできませんよね。
②の写真を見る限りほとんど中指の上になってますが、意識の中では小指をくっつけているんです。
これが大事だと思っています。
親指は小指とくっつけるようにして握る。
やったことない人は試してみてください!
ちなみに「「筋肉」よりも「骨」を使え! (ディスカヴァー携書)
筋力に足らないで運動をするということに焦点をおいているものです。
このストックの握り方に応用できるだけでなく、他にもスキーに応用できることがあると思います。
何かいい発見があったらまたここで紹介しますね!
技術選
ただし握り方にあったグリップいうものがあります。
握り方に合ったグリップじゃないと上手く滑れないですよ。
⇒グリップの握り方に合ったストックの選び方とは?
⇒ストックの握り方、親指はグリップの上でいいのか?
ストック