スキー板のレビューです。
ノルディカのドーベルマンSLR 165cmです。
121-70-106 R=12.5
スラロームの準競技用、セカンドモデルです。
まず最初に、この手のスキーを買おうとしていう人に注意してもらいたいのは、
セカンドモデルであろうがSLスキーは手ごわい
ってことです。
扱いやすいかと言われたら扱いにくいです。
難しいスキーです。
SAJ1級ぐらいの人が小回りが苦手だからSLのスキー買おうっていうのは間違いです。
逆にR18、170cmぐらいのスキーの方が扱いやすくておすすめです。
他のメーカーもそうですが、SLのセカンドモデルはトーションが強いので、ずらして回し込もうとしても結構まっすぐ進んでしまいます。
だからRの割には曲がりいにくいです。
オガサカの小回り用スキーやアトミックのデモ用小回りのスキーとは違います。基礎スキー小回り用はずらしやすいです。
それを踏まえてこのノルディカのSLR
1.捉えが良い
2.ポジションが前すぎるとトップが食い込み過ぎてつまる
3.曲がりすぎない
4.ターン弧のコントロールがしやすい
5.硬いバーンでも安心して滑れる
6.かえりが強い
こんな感じです。
捉えは非常に良いスキーだと思います。
アイスバーンでもきちんとエッジがかかってくれます。
ステルステックの効果も発揮されていると思っています。
関連記事:大注目「ステルステック」が気になったので使ってみたらすごく良かった
捉えが良いため、谷回りで前よりのポジションになりすぎるとつまってしまいます。
トップがたわみ過ぎてしまうことがあります。
前にバランスを崩してしまうのです。
このスキーは後ろよりのポジションで滑ると性能が発揮されやすいです。
触ってみるとわかりますが、ガチガチに硬いスキーではありません。
しかし乗った感じは柔らかさは感じず、張りの強いスキーに感じます。
アイスバーンでも安定感抜群です。
そして曲がりすぎないです。しっかりとたわませないと、ターン弧は小さくならないです。
逆に言うと、ターン弧をコントロールしやすいといえるかもしれません。
返りが強いため、反発の処理が少し難しく感じます。しかし上手く乗れればスキーの走りを引き出しやすいでしょう。
ジワッと圧をかけていくよりも、スパッと瞬間的なエッジングの方が良い反応をしてくれます。
対象レベルとしては、テクニカル取得程度以上です。
1級を目指しているぐらいの人はスピッドファイアー
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