日本で一番高い山は富士山で3776mというのはあなたは知っていると思います。
では、標高が高くなるにつれて気温はどのように変化していくでしょうか?
標高が高くなると気温が低くなるのは知っていると思います。
(気温が高くなっていく層もありますが、そこに人間が行くことはないので無視します)
標高が高くなると、空気が薄くなりますよね。
地上の空気を高いところに持っていくと、空気は膨張します。
膨張すると気温って下がるんです。
この現象を利用しているのが人工降雪機なんです。
関連記事:人工降雪機 人工雪の謎にせまる。
話がそれてしまいましたが、高度と気温との関係の話に戻ります。
これも天気予報でたまーに聞くので、知っている人もいるでしょう。
「標高が100m上がるにつれて、気温は0.6℃下がる」
これが基本なんです。
じゃああー。。。
例えば、標高0mのところと1500mのところだと、、、、気温差は9℃です。
このぐらいの気温差があるのが普通なんです。
実際はこれよりも大きくなることもあれば、小さくなることもあります。
これはデータではなく、感覚というか勘というか・・・・なんですけど、
曇りの日は標高の高いところと低いところの気温差は少ないと思います。
データはありません。
ちょうどこれを書いている2016年12月27日は気温差が少なかったです。
スキー場では朝雨で昼から雪になりました。
上と下の気温差はほとんどなかったと思います。
標高が1000m違ってもあまり気温差はない。
こんなこともあるのです。
100mにつき0.6℃っていうのは、通常の値です。
0.2℃ぐらいしか変わらないこともあるでしょう。
下界で気温が低くて、スキー場に行ったらもっともっと寒いのかな?って思っても
案外変わらないこともありますよ。
ってことだけ知っておいてください。
ちなみに山にいる人は「下界」という言葉を使います。
日常の会話で普通に出てくる言葉なんです。