こんにちは、スノダノブユキです。
今日はスキーヤーであるあなたの目線から
お届けします。
1.あなたはどう感じますか?
あなたは上手いスキーヤーを見て何を感じていますか?
・内傾角強くてカッコイイ
・手の位置高くない?
・体あっち向いてる
・ストックの握り方変じゃない?
などなど
上手い人の滑りを見ていろいろ思うことがあるでしょう。
その時、あなたは上手いスキーヤーの何を見ていますか?
何が目に入りますか?
スキージャーナル8月号
40ページです。
12~15コマあたりの切りかえ部分に注目してください。
(この記事トップに同じ写真あります。)
買ってない人は上のリンクから購入することもできます。
持ってない人は必ず、記事トップの写真を見てください!
・この写真をみて何を感じますか?
・何が読み取れますか?
・吉岡大輔選手はどのような動きをしているように見えましたか?
あなたの目線
・脚が伸びた
・腰が高くなった
・重心移動が大きい
・速そう!
このように感じたでしょうか?
もちろん人それぞれです。
どう感じたかに答えはありません。
2.私はこう感じました
ちなみに私はこう感じました。
・12コマでお尻落ち過ぎじゃない、こんなに落ちてていいの?
・よくこんなに後ろポジションから前に動けるな!
・14コマ目で内傾角作るの早くてすごいな!
って感じです。
あなたが感じたことと同じかもしれませんし、
全然違うかもしれません。
同じでも違っていても、どっちでもいいんですが、
これだけは言わせてください!!!
↓ ↓ ↓
3.超重要
人は知らない知識・技術は目に入りにくい。
意味わかります?
10行ほど上にこう書きました。
「・よくこんなに後ろポジションから前に動けるな!」
この文ですが、、、
後ろから前に動くってことを知らないと、
吉岡選手のこの動きは見えないのです。
この記事にも書いてありますが、
(関連記事:金メダリストの滑りを上から見ることで、動きを理解する)
スキーヤーは上下・左右の動きだけでなく、前後の動きをしないといけません。
この前後の動きは見えにくいし、運動しにくいのです。
知らない人は前後に動いていることを知らないでしょう。
知らない動きは習得できません。
スキーが上手くなるためには、
①知識を頭に入れる
②上手い人をマネして実践する
こんな記事も書きましたが、
知識があるのとないのでは、上達スピードに差が出ます。
関連記事:単純、スキーが上手くなる方法とは?
写真・動画・生の滑りを見ても、あなたの知っていることしか入ってきません。
知っているものしか見えないのです。
自分が知らない技術は見えません。
知っていたら、「あの人あそこでああいう動きをしていたんだ」と思いますが、
何も知らない人は「なんか上手い」ぐらいしか言えないのです。
要はスキーに限らずにスポーツは知識がある人とない人では見えているものが違うのです。
これ大事ですよ!!!
もう一度言います。
知識がある人とない人では、見えているもの(動き)が違う
4.例えば、、、
こわもしかしたら私だけなのかもしれませんが、
小学生のとき、勉強したものがすぐに目に入るような現象ってありませんでした?
上手く説明できないのですが、学校で習った数日後にそれが実際に使われていた
そんな現象ありませんか?
例えば、、、、
太郎くんは学校で「岐阜県」の勉強をしました。
今まで岐阜県という県名すら知りませんでした。
今日、学校で学んで自分の知識に入りました。
そしたら翌日テレビのニュースで「今日の岐阜県は猛暑日で~~~。」
っというニュースを見ました。
そしたら数日後また岐阜県のことをテレビで見ました。
太郎くんは今まで「岐阜県」のことを聞いたこともなかったのに、
急に目・耳に入るようになりました。
このような現象子供のことよくありませんでしたか?
多分大人になった今でもたまあると思うんですよ。
忘れているだけで。
これが「知識が入ったから、目に入る」という現象です。
この例えが本当に合っているかどうかは、置いといて(笑)
5.まとめ
上手いスキーヤーが前後に動いているということを知らない人は、
前後の動きは見えないのです。
(上下左右はわかりやすいので、知識がなくても見えますが)
見えにくい動きは、知識がないと見えないのです。
わかっていただけたでしょうか???
特に今回話した前後の動きは見えにくいです。
横から見ないと見えにくいです。
でもよこからずっと見続けることなんて不可能に近いのです。
だからわかりにくい。
だからこそ、エキスパートはここが上達のポイントなのです。
ちょっと話がずれてしまいスミマセン。
前後の動きは一つの例ですので、抽象的に言うと、これです。
技術を知らないと、正しい運動は見えにくい。
知っていれば、見える運動も知らないと見えないのです。
だからスクールで習ったり、雑誌を読んだり、
このブログで勉強するなりして、知識を増やすことが上達のきっかけになります。
もちろん練習しないと上手くなれません。
頭だけではダメです。滑りましょう!
たくさんたくさん滑りましょう!!
楽しく滑りましょう!!!
関連記事:上手い人の滑りを下から見ているだけでは上手くなれない原因はこれ