こんにちは!現役スキー教師のスノダノブユキです。
スキー上手くなりたい人っていっぱいいると思います。
おそらく今このブログを読んでいるあなたも上手くなりたいことでしょう。
ではどうすれば上手くなれるか知りたくないですか?
このブログにも今まで上手くなるためのヒントは書いてきました。
その中でも一番シンプルに考えた上達方法はこの記事に書いてあります。
この記事は複雑なスキー理論なんて書いてないです。
1.スキー上達のためには?
新発見潜在意識上達法よりももっと根本的な部分ができていないと、
スキーって上手くなれないんですよね。
スキーが上手くなるための一番の根本的な部分です。
ものすごくシンプルというか抽象的というか、
スキーに限った話でもなければスポーツに限った話でもない、
もっともっと広い話です。あらゆることに応用ができます。
ここができていない、わかっていないと、スキーも上手くなれないです。
スキーに限らずいろいろなことに応用が効く話をします。
もはやスキーの話ではなくなってくるので、
私なんかがここで説明するのもどうかと思いますが、、、、
これを読んでいる人には私よりも年上の人も多いと思います。
でもそれでも言いたいのです。
なぜかというと、現場でスキー指導をしていて気づいたことだからです。
現場で気づいたことです。
これができていないと練習しても上手くなることはできないと感じたのです。
あなたの今のレベルは関係ありません。
スキー教師である私も当然これができていないといけないことです。
それではスキー上達のための方法をシンプルに一言で説明します。
「自分は絶対にスキーが上手くなれる」と思い込むことです。
いつ上手くなるの?
「今でしょ!」
「今」上手くなれると思い込むことです。上手くなりたいではダメです。
これにつきます。上手くなるためにはここがスタートなのです。
残念ながらこの考えができていない人が意外と多いのです。
今上手くなれると思い込んで練習している人は上手くなります。なってます。
しかし上手くなれたらいいなぁーとか、そのうち上手くなれるだろうっていう人は上手くなれません。
ただしこれは、絶対に上手くなりたい人に向けたメッセージです。
スキーの楽しみなんて上手くなることだけじゃないですからね。
技術的には今のままで十分とか、上手くなれたらいいけど今のままでも楽しいからそれでいいっていう人もいますよね!
だからそういう考えの人はそれでいいです。
人の考えは尊重しますので、無理に上手くなれというつもりはありません。
上手くなりたいなら、今上手くなりましょう。
2.実例
それでは実際に私が指導の現場で感じたことをもう少し深く書いていきます。
「上手くなれると思うこと、これが上手くなるために必要なこと」
っと今まで書いてきました。
ということは今のあなたの技術レベルは関係ないのです。
いやっ、初級者の方が上達早いでしょっと思ったあなた、
半分正解で半分不正解です。
もちろん初級者と上級者を比べると、
均すると初級者の方が成長スピードは速いです。
でも初級者の段階で成長が止まってしまう人も入れば、
上級者になってもどんどん成長していく人もいます。
私がよく見る例ですが、「上級者になれない中級者」と「上級者になれる中級者」がいます。
今の技術としては同じなんですが、滑りを見るとなんか違うんです!
実はこの二つの違いって、「気持ち」でしかないんですよ。
(そんなことないって思う人いるかもしれないですが、、)
滑りを見るとだいたいわかります。この人上手くなれるな、この人上手くなれないな、っていうのが。
これって、この人上手くなれると思っているな、この人上手くなれると思ってないなっていうのと同じなんですよ。
もちろん才能とか得意・不得意ってあるので成長スピードは人によって違いますが、
どこかに上級者になれないっという気持ちが少しでもあると、
本当に上級者にはなれないと思うんです。
今よりもスキーが上達したいと思うのであれば、
「絶対に今上手くなってやる」
ぐらいの気持ちを持つことって大事ですよ。
ここが上達へのスタートです。一番肝心な部分です。
3.レッスン中、誰が頑張ったら上手くなれるの?
それとつながってくる部分ですが、
たまにあるんですけど、「レッスン受ければ上手くなれますか?」って聞いてくる人がいます。
これ正直にいって、「そんなの知らないよ」
って感じなのです。(もちろんそんなにストレートには答えないですが。)
だってもし私が誰が見てもパーフェクトなレッスンをしたとしても、お客さん自身が頑張って練習しないと絶対に上手くなれません。
当たり前ですよね!?
林先生の授業聞けば、東大受かりますか?っていうのと同じレベルの質問ですよ。
授業聞いても受かるはずないでしょ!当たり前です。
東大受かったのは林先生のおかげじゃありません。あなたの努力のおかげです。
私たちスキー教師にできることは、スキー上達のお手伝いをすることであり、上達させることではないです。
上達させることなんてできないです。
上達したのはあなたが頑張って練習したからです。これ以下でもこれ以上でもないです。
先生の良し悪しは成長スピードに関係ありますが、
成長したのはすべて頑張ったあなたの気持なのです。
4.私自身の注意点、あなたも
そしてもうひとつ注意して欲しいのが、
「私スキー上手い」って思っちゃうこと。
こうなると成長はストップします。
これって私たちのようなスキー教師に多いです。毎日スキー教えていると、自分ってうまいじゃんっていう風に思ってしまうんですよ。
でもそうじゃない、もっと上手い人なんていっぱいいる、って思ってないといけないんです。
スキー教師たるものいつまでも成長し続けないと思うので、謙虚な部分は必要です。
スキー教師は誰かさんよりは上手いかもしれないけど、まだ成長できるっていう気持ちを持ち続けることが必要なのです。
みなさんも、気を付けてください。
私ってスキー上手いって思ったら成長は止まります。別に上手いって思ってもいいです。
ただそれ以上の進歩はないですよ!って話です。
関連記事:山田卓也の言葉を読めば、私たちはまだまだ進化できると思える
5.まとめ
今回は内容はすごく根本的な部分で大事な部分です。
私のような若造が偉そうに書きました。
いろんな反抗的な意見がでてきそうです・・・・・
それはそれでいいので、文句のコメントも受け付けます!!!
スノダノブユキ
関連記事:意識と無意識を行ったり来たりしてスキーは上達していくもの