こんにちは、スノダノブユキです。
プラシーボ効果に続いてまたもや心理学の授業開始しまーす。
プラシーボ効果がわからない人は上のリンクをクリックしてかるーく読んでみてくださいね。
今日はテーマはピグマリオン効果です。
私も名前だけは聞いたことあったのですが、意味は知りませんでした。
プラシーボ効果と同じく脳に働きかけることによって、良い効果・結果が出るというものです。
違うのは、視点の違いです。
プラシーボ効果:プレーヤー視点
ピグマリオン効果:コーチ視点
この違いです。
ということでこの記事はスキー教師必見です。必ず読んでください。
ピグマリオン効果(ピグマリオンこうか、英: pygmalion effect)とは、教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上することである。別名、教師期待効果(きょうしきたいこうか)、ローゼンタール効果(ローゼンタールこうか)などとも呼ばれている。
要は、
先生「あなたたちは、スキーがすごく上手くなりますよ。」
生徒「はいーーー!!」
これだけです。
生徒にスキーが上手くなると期待させてあげることで、
本当に上手くなるのです。
簡単ですね。
で、最初にプラシーボ効果とピグマリオン効果の違いは視点の違いだと書きました。
プラシーボ効果は生徒自身が自分は上手くなれると思い込む
ピグマリオン効果は先生が生徒は上手くなれると思い込む
この二つを合わせることで最強になります。
先生は必ず生徒が上手くなってくれるように思い込む、
生徒は必ず自分は上手くなれると思い込む。
これ最強です。
我々指導側にいる立場としては、生徒は必ず上手くなると思い込むこと。
必ず上手くさせると思い込むこと。これが大事なんですね。
「褒める」ことも同じような意味があると思います。褒めることで褒められた人は自分はできると自信がつく。期待されているように感じる。そうすると、期待に応えようと頑張る。
これからもこの辺に気を付けて現場でレッスンしようと思いました。
ただし褒めるという行為は心理学者のアドラーの意見に反するのです。
詳しくはこのヒット本をご覧下さい。
以前こんな記事も書いてましたね。
これも同じことです。
人間に大事なことは思い込み。これしかないです。
良い方向への思い込みがあれば、生きていける気がします。
スキーに限らず人間気持ちが大事なのです。上手くなれると思い込むかどうかで上達のスピードは変わってきます。思い込むこのは大事です。その辺はこの本に書かれています。「潜在意識をとことん使いこなす」
※私は心理学者ではないです。
スキー教師:スノダノブユキ