こんにちは。
スキー教師のスノダノブユキです。
人気シリーズ「自分にあったスキーブーツの選び方を公開」
第1回はメーカー選び・モデル選びに、、、自分にあったスキーブーツの選び方を公開No.1(骨格との相性)
第2回は硬さ(フレックス)選びに、、、自分にあったスキーブーツの選び方を公開No.2(フレックス編)
の説明をしました。
1.スキーというスポーツにおいてブーツは命です。
では第3回目は、、、「サイズ」 についてです。
普通の靴は0.5センチ単位ですが、スキーブーツの場合は基本的には1センチ単位になっています。
0.5センチ単位だったとしたら、おそらくシェル(外側のプラスチックの部分)は同じでインナーに入っているインソール(中敷き)が1枚多く入っていたりします。
インソールは変えて使う人が多いので、0.5センチ単位と言いながら実質1センチ単位だと思ってもらっても問題なしです。
ブーツのサイズにシビアなはずの上級モデルは1センチ単位で、初級・中級モデルで0.5センチ単位だったりしてます。
普通は逆ですよね。つまり上級者は最初からインソール変えろってことなのです。
レーサーが使うブーツなのに、ペラペラなインソール入ってるメーカーあります。
別にそのメーカーが悪いとはこれっぽっちも思いません。
インソールは純正を使わない、極力自分の足型に成型したものを使うべきです。
2.ブーツ選びは難しいですが、サイズ選びってそれほど難しくないんです。
でも迷うことがあると思うので、説明していきますね。
一言でいうと、スキーブーツの場合は「なるべく小さいサイズを履け」
これにつきます。
ただしつま先が完全に当たっていて、指が曲がってしまうのはダメです。
指が触れるぐらいはOK。
指が曲がらない範囲で小さいサイズがいいです。
普通のスニーカーなどと違ってスキーブーツは靴の中で足が固定されていて、ほとんど動かないので、なるべく小さい方がいいのです。
中で動くのは絶対にダメです。
上級者になればなるほどこのブーツの遊びはシビアになってきます。
動かずに固定されているほど、足の動きがダイレクトにスキーに伝わってきます。
遊びが多いと反応が悪いブーツになってしまいます。
(初級者は遊びはあまり気にしなくていいです。)
だから上級者ほど、幅の狭いタイトなモデルを使うんです。
「ブーツは指が動く範囲で小さいサイズを選ぶこと。」
今まで使っていたものよりもワンサイズ小さいのが適正サイズ
だったということもよくあります。
サイズ選びなんて一度わかれば割と簡単です。
絶対に大きいブーツは選ばないようにしましょう。
3.実践、履いてみましょう!
これだけ聞いても現場で教えてもらわないとわからないかもしれません。
実際に履いてみても迷うときにはこうしましょう!!
1.シェルからインナーを取り出す
取り出さないとわかりません。
2.インナーに足を入れる
3.外側から指で押してみる
このときに足の指がインナーに完全に当たっていて押してもへっこまない場合はきついです。
前から押したときに、少しへっこむのが適正サイズです。
少しへっこめば十分です。
私の場合は親指はほとんどへっこまないですが、これが適正サイズです。
中指・薬指はへっこみますね。
今のブーツは足の指は比較的ルーズに作ってあります。
その方がスキー操作がしやすいとメーカーの人は言っています。
個人的にはかなりキツキツでもスキー操作はしやすいような気がしますが、、、。
これでサイズ選びは大丈夫だと思います。
まだ悩むという人は連絡くださいね。
4.サイズ展開
ちなみにブーツによって、
24.0、25.0、26.0のサイズと
24.5、25.5、26.5のサイズがあります。
どちらも1センチ単位ですで、小数点が0か5になっています。
これについては気にしなくていいと思っています。
どういう理由で~.5にしているのかはよくわかりませんが、25.5も25.0と同じだと思ってサイズ選びをしてください。
ヘッドでいうとraptor rsシリーズは24.0、25.0、26.0となっていますが、
raptor rdシリーズは24.5、25.5、26.5となっています。
これほんと気にしなくていいと思います。
24、25、26って小数点つけない方が迷わないと思うんですけどね。
私の場合はRSだと24.0、RDだと24.5です。
あとノルディカのドーベルマンはUKという日本人にはなれないサイズ展開をしていてややっこしいです。
聞いてもすぐに忘れてしまいます。
センチにして欲しいです。
お願いしますノルディカさん。
では今回のブーツ選びの記事はこれで終わりにします。
ブーツ購入の参考になりましたか?
ブーツ選びに関しての記事は今後も更新していきます。
スノダノブユキ
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