もしかしてあなたは、「滑らないと上手くなれない」って思ってませんか?
私の実感と上手い人から聞いた話によると、「滑らなくても上手くなれる」です。
スキーはいろんな関節を動かすスポーツです。
って言ったら他のスポーツも同じじゃんって思いますよね。
そうです。ほかのスポーツも同じだと思います。
スキーが難しいのは、ウェア着てブーツ履いてスキー固定して行うスポーツです。
関節がどう動いているかがわかりにくいのです。
だから難しいんですよね。
武井壮さんが言っているように人は体を思ったように動かせればたいていのスポーツはできると思います。
しかしそれが難しいんです。
例えば左右の脚を同時に逆の運動をするのは難しいと思います。
スキーが難しい理由の一つに「いろいろな関節が同時に違う動きをするから」っていうのがある。
— スキー教師⛄スノダ ノブユキ (@skijotatsu) 2017年2月12日
例えば、①両手をグー・パー・グー・パーを繰り返すとします。
両手同時に同じ動きをするのです。
やってみて下さい。
最初はゆっくりそしてだんだん早く、超早く。
やりましたか?
これはできると思います。難しくないからできます。
では次に②両手をグー・パー・グー・パーを繰り返します。
両手逆の動きをしてください。右がグーなら左はパー
やってみて下さい。
最初はゆっくりそしてだんだん早く。超早く
やりましたか?
これ意外と難しくないですか?ゆっくりならできます。早くしていくと両手同じ動きになりませんか?
私は気づくと同じ動きになってしまうのです。
要するに、左右の手が同じ動きをするのは簡単ですけど、違う動きをするのは難しいんです。
もちろん特訓すればできるようになると思います。
でも練習しないとできないのです。
それが人間なんです。
左右の手が違う動きをするのは難しいんです。これが人間です。
この辺はお医者さんが詳しいでしょう。お医者さんにお任せします。
「手」を例にとりましたが、「脚」も同じだと思います。
「ヒザ」について考えてみると、
低速で滑るときは、膝の曲げ伸ばしは両脚同時に同じ動きをします。
高速ならば、外脚は伸ばして内脚は曲げるという動きをします。
おそらく低速の動きの方が簡単でしょう。右と左同じ動きをするので簡単です。
高速は伸ばす脚曲げる脚と逆の動きをするので少しむずかしいかと思います。
では「股関節」ではどうでしょうか?
実はこれが難関なんです。
股関節は難しいです。まず膝と違って股関節は屈曲と伸展、内転と外転、内旋と外旋の3種類の動きをします。
ここでは内旋・外旋についてみてみましょう。ひねる動きです。
内旋は内股になる動き、外旋はがに股になる動きです。
両脚同時に内旋するのは簡単です。
両脚同時に外旋するのも簡単です。
でも右脚は内旋、左足は外旋っていうのは難しいです。
意外と難しいんです。
やってみて下さい。
外脚は内旋、内脚は外旋です。
これを素早くやってみて下さい。
これを家で練習するだけでも股関節使えるようになりますよ!
この動画が少し参考になります。
股関節のひねりを家でマスターしましょう。
家でできないことは雪上ではできません。
電車内で出来る練習はこちら
スキーバカ限定記事:電車内は格好のスキーの練習場であった。