コブが苦手なあなたのためのスキー板の選び方とは?秘密は「R」にあった

こんにちは、スキー教師のスノダノブユキです。

 

私はコブが好きです。得意です。

なんで好きかって言うと、上手くコブを利用すれば簡単に曲がれるからです。
そしてコブの形によってはきれいなターン弧を作りやすいからです。

っていうのは、大人気のこの記事に書いてあるので、知りたい人は読んでみてください。

関連記事:整地よりコブが簡単なたった2つの理由とは?

 

今回は、スキー板を選ぶときに、コブが滑りやすいのはどんなスキーなのか?について解説してみます。

コブが苦手なあなたはもちろん、コブ好きのあなたにも役に立つ情報をお届けします!

スキー板の選び方だけじゃなく、コブの滑り方の技術的なことも一緒に理解しましょう!

 

1.では、、、、コブはどんなスキーで滑るのが適しているか?コブに向いているスキーとは?

 

いきなり結論:コブって簡単に曲がることができるから曲がりにくいスキーを使うと良い

 

 

曲がりにくいスキーを使うことで、コブの中で自由に滑れるようになります。

 

コイツ、、、何言ってんだって思たそこのあなた。。。。

 

これが事実です。

 

だってただでさえコブってターンするのが簡単なんだから、それ以上曲がる必要ないでしょ!!曲がりすぎに注意ですよ。

(さっきも言いましたが、コブは曲がるのが簡単っていうことに関して、詳しくはこちらで書いてますので、読んでおくとこの記事も理解しやすくなります。)

 

 

ではここから、もう少し詳しく解説していきますね!

1-1.R(ラディウス)がきついスキー(=Rが小さい)はコブでは使いにくい

なんでRがきついとコブが滑りづらいのでしょうか?

 

その前に、Rがきついスキーの特長をコブを滑るという観点から説明しますね。

R小さいスキー⇒横滑りがしにくい

R大きいスキー⇒横滑りがしやすい

(横滑りっていうのは、スキーを斜面横に向けて、そのまま谷にずらして滑ることです。スキーの向きを変えずそのままずらす滑り方です。)

 

Rが小さいスキーっていうのは、勝手にスキーが曲がろうとするので、スキーがどんどん向きを変えてしまうのです。向き変わってしまうから、横滑りが難しいんです。

それに対して、Rが大きいスキーっていうのは、スキーの方向を変えづらいです。だから横滑りがしやすい。

よく、昔のスキーは横滑りがしやすかったといいます。これはRが大きいからなんですね。

 

これでRと横滑りの関係がわかったと思います。

 

 

では次に進みますよ!

次は、横滑りとコブの関係です。

1-2.コブの中で横滑りが出来ればスピードコントロールはマスターしたも同然

オーソドックスなスピードコントロールの方法として、コブの裏で縦にずらして減速する方法があります。

「縦にずらす」っていうのはスキーの向きを変えずに、横にも移動ぜずにそのまま谷に向かって横滑りするってことです。

この縦にずらすっていう技術をマスターできれば、コブで暴走することはなくなります。

 

コブの中でのスピードコントロールの方法っていくつかありますが、一番オーソドックスであり確実なのがコブの裏ですらして減速する方法です。

コブの裏でずらす=横滑り

なんですね!

 

コブの中で横滑りが出来ている人っていうのは、横のスペースをほとんどとらないで滑っています。

逆に横滑りしようとしてるのに、できていない人っていうのは、横のスペースを多くとって(幅をとって)います。これが問題で、横のスペースを取るときに、たいていの場合はスピードが増してしまうのです。
本来ならば、ずらして減速したいところなのに、横のスペースを使ってしまい、そのせいで暴走してしまうのです。


横に移動しないで、縦にずらすのがすごい重要なんです。

(この↑赤字の部分めちゃくちゃ重要ですが、ネットで探してもなかなか出てこないと思います。貴重な情報ですよ!)

横のスペースを使わずに、谷にまっすぐ下りていければ減速出来るのです。

 

 

だからコブで横滑りが出来ると、暴走を防ぐことが出来るんです。

かっ飛ばしてるモーグラーも縦にずらしてスピードコントロールしているのです。

 

 

先ほど言ったように、横滑りはRが大きいスキーの方が簡単なんですよね。

Rが大きいスキーは横滑りしやすい。だからコブの裏でずらしやすい。

 

基礎小回り用の板とかSLの板はRがきついため、板が曲がりすぎて谷に行けず横に進んでしまいます。横に移動しながらスピードを落とすのは難しいのです。
横滑りが難しいため、スピードが思ったより出てしまい暴走⇒クラッシュ

SLのスキーは横滑りが難しいためコブ向きではないです。

 

ってことで、横滑りとコブの関係ですが、コブの中で横滑りが出来るとスピードコントロールが出来るってことでした。

 

 

 

1-3.ラディウスのまとめ

Rが大きいスキー⇒横滑りがしやすい⇒コブの中で減速するのが簡単⇒コブでは滑りやすい

Rが小さいスキー⇒横滑りがしにくい⇒コブの中で減速するのが難しい⇒コブでは滑りづらい

(↑三段論法ならぬ四段論法?)

ここまではラディウスについてのみ考えてきました。ラディウスは非常に重要ですが、これをうたっている人はあまりいません。私は一番重要だと思っています。

コブをある程度滑れる人であればRがキツイスキーだとバンク滑りがしやすくなりますので、それでも良いかと思います。でもあなたがコブ初級者であればRが緩いスキーの方が適しています。

2.長さ、幅、フレックスについて

2-1.長さは長くないスキーが良い

女性であれば160センチ
男性であれば165センチ

ぐらいを選んでおけば間違いないです。スピード出して滑れるようになってくればもう5センチ長くても良いでしょう。

 

2-2.幅は少し狭い方が良いです。広いとスキー同士がぶつかってしまうからです。

と言っても、普通のゲレンデ用のスキーであればそれほど、気にすることはないかと思います。
トップ120ミリ、センター80ミリぐらいまでであれば問題ないです。

 

2-3.フレックスは硬くないスキーが良い

一番気になるのがテールの硬さです。テールが硬いとずらしにくいんです。テールが踏ん張ってくれちゃうので、ずれずに暴走しやすくなります。

テールが柔らかいスキーが使いやすいです。

 

 

3.モーグル用のスキーのスペックはこれだ

モーグル用のスキーはだいたいこんな感じです。

トップーセンターテール:98-65-85

R=20m

 

モーグル用スキーはRが20mと大きく、幅が狭いですね。上で説明してきたことと一致しています。

特にモーグルの滑りではバンクを使わないので、ずらしやすさが重要なんです。だからRが大きい方が絶対に使いやすいです。

人工コブも同じく、モーグル用のスキーの方がかなり滑りやすいです。小回り用のスキーだと曲がりすぎて使いづらいです。

 

ちなみに基礎小回り用のスキーはこのぐらいです。

トップーセンターテール:120-68-105

R=12m

センターはあまり変わらず、トップとテールが広い。その分Rが小さくなっていますね。

 

バンクラインであれば小回り用のスキーも使えます。バンクであっても曲がりやすいので、多少R大きくても全然問題ないです。

 

4.最後のまとめーあなた向けのスキーはこれだ

コブが滑りやすいスキーの特長はラディウス(R)が大きいということがわかっていただけましたか?

すべてRで決まる訳じゃないです。フレックスとのバランスもあるでしょう。しかしRが一番重要なんです。
これは意外だったかもしれません。だって聞いたことないですよね。

これは現場で指導している私だからわかることです。コブはどうやって滑るのか、どのようなラインでどのようにスピードをコントロールしているのか?
この辺を見て考え指導している人だからこそわかるんです。

お客さんに教えていればわかります。みんな谷に行きたいところで、横に進んじゃうんです。横に進んで思ったよりもスピードが出てしまうんです。それがコブが苦手と思ってしまう原因の一つです。

 

 

ここまでラディウスに注目してきました。ではあなたに合ったスキー板はどれなんでしょうか?

4-1.コブを第一で考えたいというあなた

⇒モーグル用を選びましょう!間違いないです。縦に攻めて滑るのであればモーグル用は最適です。

モーグル用のスキーお探しの人はこちらからどうぞ。

 

4-2.いろんな斜面を滑りたいというあなた

⇒R15mぐらいのオールラウンド用を買いましょう!ハッキリ言ってモーグル用のスキーは、使えるシチュエーションが限られています。コブ専門なのです。整地や深雪を考えたらもっと幅広でRがきついスキーの方が良いです。

オールラウンド用のスキーをお探しの人はこちらからどうぞ。

 

4-3.コブは重視しないという基礎スキーヤーのあなた

⇒好きな板を買いましょう。実力があれば、基礎用のスキーでもコブは滑れます。むしろバンクコブではモーグル用よりも滑りやすいでしょう。小回り用のスキーでもコブを縦に攻めることもできます。整地の性能を重視して買う板を決めましょう。

コブは重視しないという基礎スキーヤーはこちらからどうぞ。

 

4-4.道具も実力の内

コブを習得するときに、あなたの技術はもちろん大事です。超大事です。でもコブに向いているスキーを使うことも大事なことですよ。これは逃げではないです。

自分にあったスキーを選ぶ。コブにあったスキーを選ぶ。

スキーというスポーツは自分に合った良い道具を選ぶのも実力のうちですよ!!

「運も実力の内」と言いますが、「道具も実力の内」です。

 

 

以上です。長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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