こんにちは、スキー教師のスノダノブユキです。↑の上の画像は私の滑りです。
今日はレッスンの模様をお届けします。動画もありますよ!
2017年4月22日、おんたけ2240スキー場でコブレッスンを行いました。
要望があり急遽開催しました。受講者はあさひさん1名です。
あさひさんは、たった一日のレッスン中に、明らかな上達を見せてくれました。
私はただ説明して、見本の滑りを見せただけです。
本人の努力のおかげで、レベルアップしました!
(関連記事:単純、スキーが上手くなる方法とは?)
なぜ、あさひさんは上達できたのか?どういうレッスン内容だったのか?
その辺を紹介しますね。
滑りを見る(ビフォー・アフター)
文章は後にして、まずは動画をご覧ください。
①この日3本目の滑走シーンです。脚はフレッシュな時の滑り
②レッスン終盤、かなり脚に疲れが出てきている時の滑り
ぱっと見明らかな上達ぶりを見せてくれました。
レッスン内容
細かいことを除くと、このレッスンでやったことは、一つだけです。
それは、ライン取りです。
2種類のライン取りを練習しました。
- 縦にずらして滑るモーグル的な滑り
- 横幅を広くとったバンクの滑り
この二つです。
動画にあげたのは、バンクの滑りです。
あさひさんはモーグル的なライン取りの滑りが上手だったので、楽に省エネで滑れるバンク滑りの方をメインにレッスンを行いました。
ここでは、バンクの滑り方をざっと説明します。
基本的にバンクは楽です。少ない力で滑ることが出来るのです。
その理由は、緩斜面を狙って滑るからです。
力が必要な急斜面をさけて、緩斜面を滑るので、バンクは楽なんです。
楽なラインを通れると、谷回りできれいにずらして滑ることができます。
ラインを間違えると、山回りにおいて急斜面で力を入れて踏み込むことになってしまうのです。
もう一度、2本の動画を見てください。
1本目は山回りで力を入れて踏ん張っています。
2本目は谷回りがきれいに取れていて、楽に滑っています。
バンクラインのコツは2つ
- 緩斜面を通ること
- スキーがたわまないラインを通ること
この2つです。そうすれば、谷回りがきれいにできて、荷重が集中しやすい山回りも楽に滑れるんです。
ライン取りについては、現場じゃないと、説明がすごく難しいので、詳しいことはここでは省略します。
聞きたい人はゲレンデでお伝えします。
ライン取りを覚えるだけでも、滑りは大きく上達できることがあります。
最後に
レッスンの成果?なぜかこうなりました。
面白すぎる!?!?!?
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