こんにちは、
スキー教師であり、コピーライターであるスノダノブユキです。
有料にしても良いぐらいの良い記事が書けました。
みなさん、こんにゃくパークって知ってますか?
こんにゃくの名産地、群馬県にある工場?です。
行ってみたですけど、これがすごかったです。
何がすごいかっていうと混んでる。月曜日に行ったので、あんまり空いていたら嫌だなあと思っていたのですが、なんとかなりの混雑度!?
月曜ということを考えると激混みでした。
あとで書きますが、バイキングは50分待ちでした。
1.感想
私の感想を一言で言います。「めっちゃ勉強になる」
ビジネスの勉強になります。
企業の研修という名目で経費使ってもここ来る価値があると思います。
では、なんでここまで混雑するほどの人気なのか?をまとめてみます。
そしてスキー場もこの「こんにゃくパーク」をマネできないかと一人考えています。
2.こんにゃくパークとは?
ホームページを見ると、
工場見学、こんにゃく作り体験、足湯、無料バイキング、こんにゃく詰め放題
この5つが注目ポイントとなっています。
なおこんにゃく作り体験以外はすべて無料で利用することができます。
足湯はもちろん、工場見学も無料、
バイキングも無料!!!
この無料というのがポイント
この点に関しては後最後の「一番伝えたい事」で詳しく見ていきます。
3.工場見学
こんにゃくの製造とゼリーの製造もやっています。
が、私が行った日はゼリーラインは稼働していなかったです。
ゼリーは休みの日があるみたいなので、確実に見たいという人は直接問い合わせてみてください。
あと12~13時?はお昼休みで稼働していないこともあるようです。
注意してください。
こんにゃくラインでは2種類のこんにゃくを製造していました。
こんにゃく芋の状態から~~~途中の工程は機械の中を通っていて見えず、
気づくとパック詰めされてます。
あっという間に完成です。
そしてできた、パックは自動で段ボールに詰められていました。
この段ボール詰めのマシンがなかなかお利巧で見とれてしまいました。
細かい説明とか案内してくれる人がいるわけではないです。
ただ勝手に見て!って感じです。
工場見学コーナーはメインでもなんでもないので、混雑していません。
4.こんにゃく作り体験・足湯
これに関しては、体験してないのでよくわかりません。
寒いときは足湯入りたいですが、暑い日だったので当然のように省略
知りたい人はググってください。
バイキングは混雑していましたが、ここなら空いていました。
次行きます!
5.無料バイキング
一番にぎわっていたゾーンです。
かなり混雑していました。
ではこの無料バイキングの真実をお伝えします。
良いことも悪いことも隠さずにお伝えします。
「月曜日の12時、バイキング待ち50分」
長過ぎ!!!
↑これは私がとった写真じゃないんですけど、これぐらいは並んでました。
さらに混雑している日は、、↓
こんなに並ぶらしいです。外かよ!!
ここまで並ぶとおそらく1時間オーバーでしょう。
でも結構回転早いので意外と進みます。
やっとバイキング会場へ到着!
見た目は悪くないです。
全部で15種類ぐらいはあっただろうか?
お皿が見えますが、6つに仕切られたお皿に盛っていくことになります。
すべては乗らないので、厳選してください。
普通のこんにゃく、しょうゆ味、鰹節付き、やきそば、ラーメン、うどん、カレー、ゼリー、、、
ゼリーは違いますけど、すべてこんにゃく入ってます。
ででで、食べる、食べる、食べる
飽きる、飽きる、やっぱ飽きる
そりゃー飽きるでしょ。こんなにこんにゃく食べることないよ。
これは食べ始めるときに予想できると思います。
飽きるなと思って、食べ始めてしまったのでやっぱり飽きる。
(これプラシーボ効果ってやつか、⇒新プラシーボ効果でスキー上達参照)
では私スノダノブユキがおいしく感じたのをお伝えします。
1.カレーのルー
2.ラーメンのスープ
残酷ですが、これが私のトップ2です。
正直こんにゃくって味無いじゃないですか。
飽きるにきまってます。
別にこんにゃくを否定してるつもりもないし、否定したくもないです。
こんにゃくは好きです。ここのバイキングのこんにゃくもまずくないです。
ただし、カレーの方がおいしい。ラーメンのスープもこだわって作ってるってことではないと思いますが、おいしい。
結論、
こんにゃくはメイン食材にはなりえない
副菜として主張しすぎないからこそ食べたくなるもの。
いいですか、こんにゃくは影薄いんですよ。
それが本来の活用なんですよ。
好きなたべもの「こんにゃく」って人聞いたことあります?
いないことないと思いますけど、ほとんど聞かないですよね。
繰り返しますが、こんにゃくのことを悪く言うつもりは全くありません。
これがこんにゃくの本来の姿なんです。
こんにゃくはたまに食べましょう。
そして触感を楽しみましょう。食べ過ぎると嫌いになる可能性があります。
バイキングから話がそれたので、戻ります。
この「バイキング」ですが、おそらくみなさんがイメージするバイキングとは違います。
なにが違うのかというと、お皿によそるのは1回のみ
実際にはそんなルールはないですが、2回目をよそいに行っている人は誰もいなかったです。
別に2回でもお3回でもいいと思います。1回のみってルールはないですので。
それに「20分以上座るな」とか「取ったものは残すな」っていう注意書きはありました。
だらだら食べなければお代わりできます。
なぜ誰もお代わりをしないのでしょうか?
私が感じた理由は二つあります。
①混んでいるので横入りするような雰囲気になる
②飽きたのでもういらない
この二つです。私は両方の理由で1回で満足でした。
繰り返しますが、「こんにゃく」のことも「こんにゃくパーク」のことも悪くいうつもりは全くありません。
6.こんにゃく詰め放題
500円で詰め放題と聞いたら当然話題になりますよね。
宣伝としては話題作りにいいです。
しかし中に入ればそこまで注目されていません。
ちなみに私はやろうとしましたが、辞めました。
理由は二つです。
①思ったより袋が小さかった
②詰め放題のこんにゃくがおいしそうに見えなかった
よって終了!!
実際は対して人気のコーナーではありませんでしたが、ネタづくりというか、注目してもらうために「詰め放題」を打ち出すのが、こんにゃくパークの戦略なのでしょう。これも勉強になるポイントです。
7.ショッピングゾーン
お土産コーナーですね。
種類豊富にこんにゃく関連の商品が大量に並んでいます。
こんにゃく意外にはゼリーや地域のお菓子などもありました。
バイキングと同じくこのゾーンも大変にぎわっていました。
みなさん結構買われていたようです。
以上がこんにゃくパークの実態でした。
ビジネスマンはここからが本題
こんにゃくパークを楽しみたいというだけの人はここでページ閉じていいですよ。
ここからは難しいけど、非常に勉強になる話です。
8.一番伝えたい事
・無料からの有料化
今の時代ここが重要なんですよ。
みなさんが毎日のように使っているであろう、グーグル・ライン・ツイッターなど、、、
無料で使っている人多いですよね。
無料で使えるのに、企業はアプリ開発をするのはなんででしょう?
普通の消費者として考えるとラインが一番わかりやすいので、
ラインで説明します。
入り口は無料です。
アプリをダウンロードする時点で有料のものもありますよね。
でも圧倒的に無料のアプリの方がダウンロードされる数は多いです。
いきなりお金払いたくないですもんね。
例えばLINEなら使っていくうちにスタンプを買ってしまう。
消費者からお金を取るのは使ってからなのです。使う前に払ってもらうのではなく、使って面白いと思ってもらってから有料にするのです。
これが無料からの有料化です。
この↑の本は無料のサービスから売上を上げる方法について詳しく書いています。
非常に勉強になる本です。kindle版が安くなっていてオススメです。
では、話をこんにゃくパークに戻します。
この施設の中にはショッピングゾーンがあるんですよ。
ここでお金をとっているのはこのゾーンだけなんです。
もう一度、こんにゃくパークのHPを見てください。
唯一のキャッシュポイントであるのに、HPに書いていないのです。(体験コースは除く)
すごくないですか?
工場見学はともかく、バイキングまで無料にしちゃうのってすごいですよね。
他で金とらないと完全に赤字ですからね。そして唯一のキャッシュポイントをHPに載せない。
当然赤字はしたくないので、ショッピングゾーンで商品を売っているのです。(この施設単体としては赤字になってもさほど問題ではないのかもしれない)
これがここの技だと思います。
無料を武器にお客さんを引き寄せ、無料で工場見学させ、無料で食べさせてる。
ここまで無料にさせてくれたので、お客さんはつい買っちゃうんです。
このスタイルがこれからのビジネスの王道なんでしょうかね。
私の好きな本の一つに影響力の武器って本があるのですが、
この本に書いてあることが活用されているんですよ。
例えば「返報性」
返報性とは受けた恩を返したくなるという人間心理のことです。
こんにゃくパークは、無料で提供し続けることで、最後にはお客さんが自ら商品を買おうという気にさせるです。
要はGIVE and TAKEってことです。
これ心理学の本です。高いし分厚くて本屋で見ると難しそうって感じるかもしれませんが、
読んでみると面白いです。読みやすいです。
レジでほかのお客さんを見ていると、みなさん結構こんにゃく買ってました。
こんにゃくですよ。
普通こんにゃくなんてそんなに買わないでしょ。
でもこの空間にいるとかっちゃうんですよ。
普段あまり買わないこんにゃくを自らの意志で買わせようとしているのです。
本当にこんにゃくパークはすごかった
そして今一番思うのは、「こんにゃく」ってキーボードで打つのが難しい
最後まで読んでいただきありがとうございました。
スノダノブユキ
konnnyaku park
次はこんにゃくパークとスキー場経営を融合させた記事書きたいな。