1.シェーレンとは?
シェーレンって知ってますか?
ドイツ語なんですけど、スキーがV字に開くことです。英語で言えばシザースです。
プルークの逆ですね。トップが開いてしまうことです。
関連記事:スキー用語解説No.4「スタンス」プルーク・パラレル・シェーレン
プルーク・パラレル・シェーレン3つありますけど、基本的にはずっとパラレルで滑るのが良い滑りです。
今回はシェーレンについて考えてみましょう。
・なぜシェーレンが起こるのか?
・どうやってシェーレンを直すのか?
この2点について解説します。
(あとで述べますが、実質1点目を説明すれば解決します)
2.なぜシェーレンが起こるのか?
物事には原因があって結果があります。
(っというとアドラーの言っていることと反してしまいます。アドラー心理学では原因ではなく、目的を達成するために行動を起こしているという考えです。)
(いきなり話が脱線してスミマセン、スキーの話に戻ります)
スキーでは原因があって結果があるとしか考えられません。
ではなぜシェーレンになってしまうのでしょうか?
結論:外スキーに乗れていないから
これだけです。
外スキーにちゃんと乗れていれば解決です。
これだけだとあっけなさすぎるので、もっと詳しく説明しますね!
どうして外スキーと内スキーの向きが違うのか?
どっちが正解なのか?
これは簡単です。
外スキー:今の乗り方でスキーが進んでいく方向(スキーの気持)
内スキー:頭の中でイメージしている方向、進みたい方向(あなたの気持ち)
要するに、内スキーの方向にい進んでいきたいけど、外スキーに上手く乗れていないから外スキーが曲がってこないのです。
頭の中は内スキーの方向を目指しているけど、現実は乗れていないから外スキーは曲がってこない
理想と現実のギャップが大きいときにシェーレンは起こるのです。
理想通り乗れていれば、シェーレンにはなりません。
曲がりたいけど、乗れていない時はシェーレンになってしまうのです。
3.どうやってシェーレンを直すのか?
じゃあ、どうやってシェーレンを直すのかなんて簡単にわかりますよね!
外スキーに乗れていないからシェーレンになるのだから、外スキーに乗る練習をすればいいだけです。
これで解決
終了!!!
って雑すぎですね。。。
外スキーに乗れるようになれば、だんだんと内スキーと同じ向きになってきます。
内スキーの向きを外スキーに合わせるなんてことはしないでください。
そーしたらこけます。
直すのは外スキー・外脚の方ですので、お間違いなく!
結論:シェーレンを直そうとするのではなく、外脚にちゃんと乗れるようにすること
外スキーの乗り方は別の機会にします。