スキージャーナルの技術特集って誰向けに書いたものなんだろう?
趣旨は何なんだろう?
ちょっと気になったのでその辺について独自視点で書いてみます。
6月号は大回り、7月号は小回りについてです。
「ジャッジ、若月新一が紐解く技術選トップ選手のうまさの鍵」
これはただでさえ、技術レベルが高すぎる技術選選手の中のさらに高いレベルの選手に注目しています。
要はめちゃくちゃレベルが高い。
そんな選手の滑りを知ることは良いことなんですが、これを読む熱心な人っておそらくですけど、
じゃあー、これを自分の滑りに活かそうって思うと思います。
でもそれで本当に良いんですか?
そのまま自分に活かしていいんですか?
大事なところなんですが、忘れがちなポイントだと思います。
ちょっと話はずれますが、
自分の滑りをレベルアップさせたいときに、誰の言うことを聞けばよいか?
雑誌を信じていいのか?友達の言うことを聞けばいいのか?スクールの先生に聞けばいいのか?
これ大事ですよ。自分のレベルに合ったアドバイスをもらわないと逆効果ってことはよーくありますからね。
私はレッスンしていてよくあることなのですが、
全く同じ説明をしても、ピンとくる人もいれば全くピンとこない人もいます。
全く同じ説明をしても、すぐに成果が出る人もいれば逆効果になってしまう人もいます。
何が言いたいのかというと、今の自分のレベル・知識などはみんな違うので、
それを把握しないでアドバイスしても上達できるかはわからないのです。
雑誌に書いてある通りに滑ろうとしても、下手になったってことはあり得る話なのです。
それは今のレベルと雑誌に書いてあったレベルがマッチしていなかったからです。
雑誌はあなたに向けた記事を書いているのではありません。不特定多数に向けた情報です。
例えばこの写真を見てください。
「内手を下げてブロックすることで重心移動が正確になる」
重心移動が正確になる人もいれば、内脚に乗りすぎてバランスを崩す人も出てくるでしょう。
これを読んで実践したせいで、内倒してしまうかもしれませんよ。
本当はここまできっちり把握できないといけないのです。
でもそこまで自分の現状を理解していますか?
難しいですよね!?
よって、
結論
雑誌の言っていることをそのまま受け入れてはいけない
別に否定しているわではないです。間違ったことは書いていないと思いますので。
ただしすべての人がそのまま受け入れると問題ですよっということです。
難しいですよね、スキーって。
何を信じればいいのでしょうか?って感じですよね。
迷ったとき、雑誌を信じていいのかわからないときはスクールに入るといいでしょう。
それか私に聞いてください。お問合せから質問してもらっても構いません。
そして自分にプラスになるような情報を手に入れましょう!!