ストックはグリップが違えば滑りが変わります。
そして握り方が違えば滑りが変わります。
握り方について、親指と小指の関係については以前の記事でも書きました。
関連記事:ストックの握り方のコツ、親指か小指か
甲野善紀さんという武術の研究家いわく、「親指と小指をつなぐことで力が入れやすくなる」と言うのです。
それをスキーにも応用できるかと考えて私が思いついたストックの握り方を上の記事では紹介しました。
握り方をいろいろと試してみましたが、現時点での私の結論としては「正解はない」です。
自分にあった握り方が一番です。としか言えません。
手の大きさ・形が違えば、グリップも違います。
自分で見つけるのが一番なのです。
でも人間の身体の構造上というか、身体の動かしやすさというか、、、、、
そういうポイントはあります。
今回紹介したいのは、親指についてです。
そう、以前の記事でも親指に注目しました。
またもや親指についてです。
やっぱりストックの握り方は親指に鍵があるとしか思えません。
私の最近のはやりの握り方は「親指をグリップの上に置く」です。
これです。
ちなみに、黄色いやつがちょろっと出ていますが、
これはアドタブという名前のパーツです。
これは必要ないという意見の人が多いですが、私も必要ない派です。
というかこの握り方をするならない方がいいです。
ということで、取ってしまいました。
関連記事:
SWIXの黄色いやつ、取って滑ってみました。結果、、、、「別に」
SWIXのストックのあの黄色いやつ・・・。あれいる?いらないので外してみたら失敗しました、、、
グリップの上に親指を置く
この握り方をすると、他のある関節の動きにも影響が出るのです。実際にこの握り方をして滑ってみればすぐにわかると思います。
その関節とは、「肘」です。
肘が曲がりにくくなります。スキーでは肘は曲げる必要性が低い関節なので、肘が曲がりにくいというのは良いことだと思います。
特にストックワークで腕を巻いてしまう人は、肘が曲がりにくいというのは利点です。
巻いてしまう人は親指をグリップに上に置いて滑ってみると良いでしょう。
滑りも変わるかもしれませんよ!
この親指をグリップの上に置くという握り方ですが、
私の感想としては、、、、、、
・腕の余計な動きがなくなる。
・ストックワークが良くなる(腕を巻かなくなる)
・滑りに安定感が出る
・脚に力が入りやすくなる
私の中では、この握り方が一番いいです。
でもグリップが変われば握り方も変わります。
最初にも言いましたが、ストックの握り方に正解はないです。
自分流の握り方を探っていきましょう!!