この記事は、
- 小回りが苦手
- 小回りをキレイに滑りたい
- 小回り用にスキーを買いたい
って人必見です。
例えばこんなスキー
ノルディカのSLR
これはスラローム競技用のセカンドモデルのスキーです。
R=約12です。
R12だからと言って、回りやすいかと言われると、必ずしも「Yes」とはいえないです。
もちろんキレキレのカービングの滑りをするならば、適したスキーです。
でも基本的にスラロームのスキーっていうのは、硬いです。硬いです。硬いです。
3回繰り返しましたが、硬いのです。(またかよ!?)
簡単に考えると、硬い=扱いが難しい、キレる、スピード出やすい
となります。
硬いバーンで、キレキレのカービング小回りで滑るならば、スラロームのスキーは良いですよ。
じゃああ、、、、、
柔らかいバーンで、ずらして回し込んだ小回りをしたければ、どうでしょうか???
スラロームのスキーは回し込むのが意外と難しいんですよ。
まず筋力を必要とします。
筋力があっても、良いポジションじゃないないと、回らないのです。
テールが硬いのでずれにくく回ってこないのです。
その結果、、、
回らない⇒腰が山側に残りやすい⇒後傾⇒暴走
となってしまいやすいです。
だから、何が言いたいかっていうと、、基礎スキーに使うならば「スラロームのスキーは安易に買ってはいけない」ってことです。
R=12でも回しづらいです。気を付けましょう。
1級とかテクニカルぐらいのレベルの人は競技用のスラロームのスキーはオススメしません。
デモモデルのスキーは扱いやすいですよ。こっちがオススメ!!
競技用は難しいです。
ノルディカで言えば、スラローム用のSLR
ヘッドならば、スラローム用のworldcup i.SL
基礎スキー用の小回りなのか、競技のスラローム用なのか、同じように見えて、結構違いますので気を付けてくださいね!
基礎スキーで使うならば、スラロームのR12よりもデモのR14あたりの方が使いやすくて個人的にはオススメです。
ただし、、、私の試乗した感じ、他人のレビューを見るとフィッシャーの競技スキーは扱いやすいので、他社と比べると基礎スキーでも使いやすいです。
2017-2018モデルの試乗したスキーをこちらの記事にまとめているので、参考にしてください。いろんなスキーのレポートをまとめています。