こんにちは、スキー教師のスノダノブユキです。
私はブーツはいろいろなメーカーのものを試しているんですけど、レクザムは一番オススメ出来るブーツですね!レクザムの良さをご紹介します!
1.履いてみてわかったレクザムの良さ
私が履いているレクザム(REXXAM)のパワーレックス(Power-REX)
ラスト95mmの一番タイトなモデルである、Powe-REX-S130を使っています。
レクザム純正のフォーイングしてます。
このブーツいいです。具合いいです。今まで使ったブーツの中でも一番良かったですね。(あくまでも私個人の感想です。)
ブーツなんて(スキー板もそうですが)人によって感じ方は大きく変わる部分です。まずは私の感じたことを聞いてください。
私の足
まず、私の足の特長からですが、、、
- 特別変な形はしていない
- 全体的に細み
- かかとが小さい
ということで、あたりには悩まない方です。
一番気になっているのは、かかとのホールドなんです。かかとが小さいため緩いってことがよくあります。
この記事で足を公開していますので、見たい人だけ見てください。キレイな足だと思いますよ(笑)
自分にあったスキーブーツの選び方を公開No.1(骨格との相性)
フォーミング
私ブーツを選ぶときに、かかとのホールドは必ず気にしています。
で、、、レクザムはどうかって言うと、、、、、
パワーレックスSシリーズはラスト95ミリですが、95にしては緩いかなと思います。
なので、フォーミングにしました。フォーミングは良いですよ!!
かかとにどんどん液体が注入されていく感じがたまらないです。
あまり聞かないレクザムの良さがここにあるのです。
フォーミングが他社よりも気軽にできる。
フォーミングだからと言って極端に値段が上がることはないのです。プラス1万でフォーミングインナーが作れるのです。
これはかなりお買い得です。シダスのフォーミングしたら5万ぐらいかかっちゃうんじゃないかな!?
ってことで、どこかのホールドがあまいって人にはレクザムのフォーミングはオススメできます。これで最高のフィット感を得ることができます。ホントに最高です。これはいたら他のブーツ履きたくなくなるんですよ!
フォーミングインナーはへたりにくいので、長く使えます。
シェル
話が完全にフォーミングにそれてしまいましたが、、他のところはどうなんでしょうか?
シェルに関しては、海外メーカーよりもコンパクトな作りです。日本人は膝下が短いからのようです。日本の会社なので、当然日本人にあったブーツを作っていますよ。
この写真を見てください。
右脚を正面から見たものです。
アウトサイド(小指側)が低く、インサイド(親指側)が高くなっています。
これにより、インサイドはしっかりと外力に耐えつつも、難しいアウトサイドへの傾きが出しやすくなっているのです。
つまり内脚の操作がしやすいのです。
とにかく、このブーツは脚の動きを出しやすいのです。
関節の動きにちゃんと反応してくれる感じ。それはこのブーツの程よい高さが関係しているように感じます。
前にも後ろにも左にも右にも動きやすいんです。だからなんでもできちゃいます。
デザイン
デザインですべての人に定評のある某日本のスキーメーカーO社と違い、このレクザムはいいんですよ!(失礼すぎるなっ)
意外とカッコイイ!これがレクザムです。
スキーヤーって日本メーカー毛嫌いする人多いような気がするんですけど、レクザムだけはいいと思います。
2.レクザム社はどう考えているのか?
続いて、レクザム社HPより商品の説明をします。
私が使っているPower-REXについて
性能至上主義で常に最新のスキーテクニックに対応 する最新のスキーブーツ性能を追求する REXXAM。
特にフラッグシップである PowerREX は、ダイレクトなレスポンスと鋭敏なコントロール性能を追求するPowerREX専用のアッパーシェルを新設計。技術上達志向が強い競技・基礎系のスキーヤーのためのモデルとして、その性能のさらなるブラッシュアップを実現しました。
このモデルは上達思考が強い競技・基礎系のスキーヤー向けです。
HPよりレクザムの主要コンセプトをお伝えします。
まずは一つ目。
ターンのどの局面でもセンターポジションを取りやすい設計。
センターポジションっていうのは、簡単に言うと、一番効率よくスキーに力を伝えられるポジションってことです。
前方・後方ともにバランスを維持しやすいのです。
続いて二つ目。
一番力が効率よく伝わるパワーラインがスキーブーツの中心に限りなく近い。そのため、エッジの切りかえが楽に素早くできるのです。
レクザムブーツの主なポイントを二つ紹介しました。詳しくは公式ページをご覧ください。
3.まとめ
上で紹介した二つのコンセプト
これは私も使っていて感じます。前後のバランスのとりやすさ、エッジに切りかえのしやすさ
前半に書きましたが、とにかくレクザムのブーツは使いやすいです。操作がしやすいのです。脚の動きに敏感に反応してくれるのが、レクザムの良さではないでしょうか!
違和感なくスキー操作ができるようになります。
この文章でレクザムが気になったあなた、とにかく試し履きはしてくださいね。
ブーツを買う時は履いてから決めましょう。
関連記事:自分にあったスキーブーツの選び方を公開No.1(骨格との相性)
追記
2017-2018モデルを履いてみました。(私が使っている上にある写真のは2015-2016モデルです。)
インナーがかなり改良されています。かかとのフィット感が超向上しました。
私が購入した2016モデルはかかとが他社より緩かったので、フォーミングにしたのです。しかし2018モデルではかなりフィット感が向上していました。この違いは大きいです。今後もレクザムには注目です。
関連記事:2017-2018モデル、各メーカーのスキーブーツを履きまくって比べてみたよ。