朝一最高
朝一のキレイなバーン最高!!
そんな最高バーンを滑りました。
その日の朝一、私以外全員スノーボーダーでした。
スキーヤー私一人、スノーボーダー10人でした。
なんだよ、ボーダーしかいないじゃん、最悪。。。って思っていました。
しかし1本目が滑り終わり、リフトに乗っていたところ・・・・。
その時、わたしはあることに気づきました。
いままで全く気づかなかったあることに気づいてしまったのです。
ボーダーしかいない今この状況は最高の状況であることに気づいたのです。
その日ゲレンデは、圧雪がきれいにかかっていました。
圧雪車(ピステンブーリーではない)のミルの後がビシッときれいにかかっていました。
(関連記事:圧雪車の代名詞ピステンって本当になんのことか知ってますか?)
みな気持ちよさそうに滑っています。
圧雪車の跡に自分のシュプールを刻んでいます。
リフトからは、キレイなシュプールが見えました。
このとき、1ラインだけ違ったシュプールが見えました。
そう、その一人違ったシュプールを描いていたのは、私でした。
明らかに私が刻んだものなのです。
私以外はみなボーダー、1本のラインが刻み込まれます。
しかし私だけ2本のラインを刻み込んでいたのです。
自分のラインだけはっきりとわかるのです。
そう、ここはボーダー天国ではなくて、スキー天国だったのです。
ボーダーしかいないからこそわかる私のシュプール。
スキーヤーしかいないゲレンデでは絶対にわからないことが、ここではわかるのです。
1本線の中にただ一つ、2本線が。。。。
早速わたしは、このシュプールを目で追っていきました。
ずーーーっと追ってました。
キレイな2本線のところ、ずれ幅の大きいところ、
切り換えてスッと次のターン弧に入っているところ、
山回りでエッジングが集中しているところ。
わたしは自分の滑りを分析しました。
こんな分析ができるのは、スキーヤーが私一人しかいないからです。
こんないい日はありません。
簡単に自分の滑りが分析できるのです。
そのシュプールを見てわたしは、意識を変えて滑りました。
キレイなターン弧を描くために注意すべきところがわかったのです。
2本目、納得の滑りが出来ました。
そして再度リフトに乗りました。
ゲレンデはあっという間に荒れていきます。
シュプールもどれがどれだかわからなくなります。
何とか見えました。私のシュプールが。
私の滑りの良いところ、悪いところ
またリフトに乗りながら、シュプールを見て分析しました。
3本目、ミスが多く納得の滑りはできませんでした。
そう簡単にはいかないのがスキーです。
しかし、自分の弱点、修正すべき点がわかるのです。
ボーダーさんありがとう。
また一つ収穫があった日でした。
ボーダーさんありがとう。
スノダノブユキ