こんにちは、スキー教師のスノダノブユキです。
今シーズンのスキーが終了したので、報告しますよ!!
1.私の滑走記録
私のシーズンは12月5日に始まり、5月7日に終了、滑走日数91日でした。
偶然にも雪不足の去年と同じ日数。
今までの最高が150日なのでそれと比べると全然少ないですね。
まぁ、、、さすがに150日は頭おかしいですわ。。
レッスン以外が9日もあり、私としてはかなり多い日数なんです。
久しぶりでしたが、、一般参加できる試乗会も行きましたし、レッスン以外も充実していました。
お客さんの立場としてスキー場へ行くことって少ないんです。
お金を払ってスキーをするっていうのも、スキー教師としては良い刺激を受けるので非常に良いことなんです。普段お金もらってスキーしているので、払いたくないんですけどね。こういう経験が意外と大事。
そしていろんなスキー場に行けたのも、良い経験でした。
今年行ったスキー場(順不動)
- ホーム
- エコーバレー
- 白馬さのさか
- 斑尾高原
- よませ
- 神立高原
- おんたけ2240
- 黒姫
- 湯の丸
- 菅平(ダボス、太郎)
10か所ものスキー場へ行きました。
もしかしたら、これは私の人生で最多かもしれません。
ホント充実したシーズンでした!!
2.レッスンについて
今シーズンも(?)私は団体のレッスンは一日もありませんでした。
一般客のお客さんばかりでした。何度も来ていただいたお客さんが多かったですね。
そしてほとんどが中・上級者でした。
上手なリピーターのお客さん相手にレッスンが出来るというのは、幸なことです。指導者としては、良い経験値を積むことが出来るんです。
こういうお客さんが一番、スキー教師を成長させてくれるのです。
正直、団体のレッスンばかりをしているスキー教師よりよっぽど、指導力が上がりやすい環境にいますし、上がっていると思っています。
特に、今年は上級者のお客さんからの評価が高かったように感じています。
今シーズンのレッスンで気を付けたこと
- なるべく全習法で練習を行った
- 説明時間を減らして滑走距離を伸ばした
この二つです。
1については専門的な言葉になってしまうので、説明しますね。
スキーの練習方法って「全習法」と「分習法」の二つに分けることがあります。
全習法っていうのは、簡単に言うと連続ターンで練習しよう!ってことです。
文習法っていうのは、パーツ練習をしよう!ってことです。連続ターンで滑らずに山回りだけ滑って止まる、また山回りだけ練習するって感じです。
ある一つのことを集中して練習する方法です。
私の中では、極力全習法で練習した方がいいと思っているので、特に今シーズンは分習法をしないようにしました。
理由は分習法では上手く滑れたからといって、連続ターンで上手くいくとは限らないからです。
2について、
せっかくスキー場にきてレッスンを受けてくれているのだから、説明時間が長いと退屈じゃないですか?
説明聞くなんて雪上じゃなくても出来るし。
やっぱり滑ることが大事です。滑って滑って体に染み込ませることが大事です。
3.私の滑りについて
上手くなる方法っていくつかあると思うんです。
詳しくはこの記事参照
(関連記事:スキー上達の二つのタイプ。理論を理解する人とマネする人)
私は今シーズンかなり成長できたと思っています。
基本褒めない先輩スタッフからも褒められましたし。
私が今シーズン上達できた理由としては、私の中ではこれだと思っています。
- シーズン前のイメトレ
- ステルステックの導入
- ブログを書いたこと
- いろんなスキー場での練習
- 他メーカーのスキーに乗る
- 休養を取る
この5つです。
1.シーズン前に上手い人の滑りをたくさん見ていました。頭の中で動きイメージできるまで繰り返し見るんです。何を見たかっていうと、技術選
2.ステルステック
単純にこの道具を頼るだけなんですが、とにかくいいです!実際このブログからなん数十個って売れていますが、本当に効き目あります。ライバルには絶対に教えない方がいいですよ。これつければ上手く滑れるようになりますから。これは本当です。上級者には必須です。マジで!!
3.ブログを書くことで自分の理論の理解度が深まるんです。それが間接的ですが滑りにも良い影響を与えたと思っています。
4.いつも同じゲレンデで滑るのではなく、いろんなゲレンデで滑るのはいいことです。ゲレンデによって斜度・幅・長さ・雪質すべて違いますから、様々な状況で滑ることで対応力の幅が広がります。
(関連記事:待って、本当はシーズン券なんて買わない方がいいんですよ。)
5.普段乗っているのと違うメーカーのスキーに乗ることも上達のカギじゃないかと思いました。これは新たな発見です。スキーによって乗り方、力の入れ方、ポジションが違うんです。結果的に上手く乗りこなせなかったとしても、そのスキーにあった乗り方を見つけようとすると、滑りの幅が広がるんです。
6.滑れる日に毎日滑るんじゃなくて、休めるときに休むことが大事。筋肉が疲れた状態で滑ると、その疲れたところをかばう滑りになってしまうんですよ。だから休めるときは積極的に休む勇気も必要なんだなって思いました。けど、これは一般スキーヤーには関係ないことです。私たちスキー教師に限っての話です。
4.まとめ
スキー場まで足を運んで下さり、レッスンを受けていただいた方、ありがとうございました。
また、ブログを読んでくださっているあなた、ツイッターを読んでいるあなた、本当にみなさんありがとうございました。
ブログ開設して初めての、シーズンでしたが、私のレッスンを希望してくれた方がいらっしゃったのはすごく嬉しいことです。
本当にありがとうございました。
今年はいろんなスキー場へ行ったり、自分でレッスンを企画して集客したりとして、すごく楽しいシーズンでした。充実していました。
改めて私はスキーが好きだ・スキーバカだということを実感できた、すごく良いシーズンでした。
雪にも恵まれすぎた今シーズン、雪があることに本当に感謝です。雪が降らない気温が高いとスキーできないですからね。まず何よりも今年の天気に感謝します。
2016-2017シーズン、ありがとございました。