こんにちは、スキー教師のスノダノブユキです。
タイトルもう一度読んでください。
「新発見「降雪量保存の法則」って知ってますか?」
この人何言ってんの?って感じですよね。
この記事では、、、積雪量・降雪量について、積雪量と降雪量の関係について思うことを書いてみます。
本当はデータがあると良いんですが、面倒なので自分の感覚・記憶で気づいたことを書いてみます。
(法則とか言っておきながら、客観データではなく主観です)
当たり前なんですが、スキーって雪がないと出来ないですよね。
降り方・積雪量・シーズン終盤の雪の残り方って年よって違うじゃないですか!?
年によってどう変わっているのかを私の頭の中を調査してみます。
年による雪の降り方の違いとは?
この記事で言いたいのはこれです。(繰り返しますがこれは私の感覚です。データはないです。断定した言い方であっても私の感覚で話しています。)
積雪量には、「前半型」と「後半型」の二つがある。
「前半型」と言うのはシーズン前半に雪がたくさん降る年
「後半型」と言うのはシーズン後半に雪がたくさん降る年
どっちかなんですよ。
シーズン前半に調子が良いか、後半に調子が良いか
必ずこのどちらかに当てはまります。(当てはまるはずです)
シーズン中ずっと調子いいって年は無いです。
「前半型」「後半型」とは
例外の年がたまにありますが、
雪ってシーズン前半に多いか、後半に多いかのどちらかだと思うんですよ。
私はそれを「前半型」と「後半型」と名付けました。
前半型というのは、1月前半ぐらいまで例年よりもたくさん降る
後半型というのあ、1月中旬ぐらいから例年よりもたくさん降る
こんな感じです。
間違えないで欲しいのは、今言っているのは積雪量ではなく降雪量です。
で、、、それぞれの特長としては、
「前半型」雪の下層の密度が薄くて締まってない。
そこに2・3月の小雪・高温により早く溶けてしまいます。
シーズン終了が早いのが特徴です。
「後半型」は年明けまでは思ったより降らない
さすがに1月中・下旬の厳寒期には降る
そして2・3月も調子いい
この年は、雪の下層は硬く締まっていて、溶けにくい状態になるんです。
だから結構雪が残りやすい。
春スキー楽しめるのは後半型の年です。
ここ数年の型はこれだ
ではここ数年を振り返ってみましょう。
〇2015-2016シーズン
この年は超記録的に雪不足の年でした。
この年はとにかく降らなかったです。
後半型だからそのうち降るだろうと思っていました。
しかし1月すぎ2月になってもほとんど降らなかったです。
さすがに3月度どかってくるのか?変わった年だなって思ってましたが、
3月も降らなかったです。
どうやら前半型でも後半型でもなかったようです。
異常のシーズンでした。こんな年は数十年に一度でしょう。例外なので、参考にできないです。
〇2016-2017シーズン
この年は「後半型」です。
まさしく後半型
12月はダメでした。
1月に入るとどかどか降りました。
2月3月もそこそこ降りました。
春は大変雪の多い年になりました。スキー場も営業を延長したところもあったようです。
〇2017-2018シーズン
典型的な「前半型」です。
12月が良すぎたので、だから後半はダメなんじゃないかと思っていました。(そんなツイートしたと思って探してみましたがしてなかったようです。)
予想的中しました。
(予想した証拠がないのでいくらでも言えるが。。。)
2・3月は全然ダメでした。特に3月は気温高過ぎでいつもより早く溶けてしまいました。
まとめ
ここまでをまとめて新しい法則を作るとすると、、、
「降雪量保存の法則」です。。。。。。
積雪量ではなく、降雪量ですよ。
降雪量は年の変化が少ない。
でも先ほど書いたように、後半にたくさん降った方が、結局は雪が残りやすいのです。
自然界はどこかがプラスになると、どこかがマイナスになるのです。
そう出来ているものです。
後半型の方が春スキー期間が長くなるので、わたしはそっちの方がスキーです。