上手い選手の写真見たことありますよね。
写真を思い浮かべてください!
その写真って斜面の下から上に向かって撮影したものじゃないですか?
当たりました???
ほとんどの写真や動画は斜面の下から撮影したものです。
ジャーナルの写真や技術選の動画もそうですよね!
でもでもでも、
横からとか上から撮影したものを見ると勉強になるんですよ!
何でかって?
それは下からだと、前後の動きが見えないからです。
スキーの運動には3つの動きがあります。
前後・左右・上下と3つの軸の動きです。
簡単に言うと、滑るときの動きってこの3つのどれかで、
どう組み合わせるかってだけなんです。
それで、多くのスキーヤーって斜面の下にいて、
上からくるスキーヤーを見ることが多いんです。
斜面の下から見ると、左右と上下の動きはわかりやすいですが、
前後の動きがわかりにくいのです。
だから一般のスキーヤーは前後の動きが少ないのです。
これは事実です。
(前後の動きが少なくなってしまう理由は他にもありますが)
だって横から滑りを見ることってあまりないですもんね!
ゲレンデだって、横から見ることなんてあまりないですし、
現実的に横からずっと見るには並走しないと見続けることはできません。
でも並走しながら人の滑りを見るってできますか?
低速でなら出来るかもしれませんが、スピード出しているときは見れませんよね。
つまり本当は上手い人の滑りを下から見るだけでなく、
横からとか上から見ることも大事なんです。
いろんな角度から見ることによって、
選手の動きを理解しやすくなります。
では、この動画をご覧ください!
テッド・リゲティの滑りです。
撮影者が一緒に滑り、上からリゲティの滑りを見ることができます。
テッド・リゲティはアメリカのアルペンスキーの選手です。
大回転を得意とする選手で、オリンピックでも金メダルを取っています。
そんな一流選手の動画ですので、一度ご覧ください。
前半は上からの映像で、後半は自分視点での映像です。
見ましたか?
どうですか?
リゲティの動き参考になりそうですか?
切りかえですごく大きな動きをしているのがわかると思います。
曲がっていた外脚がしっかりと伸びていくのがわかりますか?
上からの動画では、左右の動きが一番わかりやすいと思います。
しかし大事なのは最初に言ったように、前後の動きも出ているということ。
わかりにくいですが、外脚がしっかりと伸びているということは、
前後の動きも出ているのです。
前後の動きが出ないと外脚が上手く伸びてきません。
(このへんについては今度詳しく説明したいと思います)
っということで、時間のある時にもう一度ご覧ください。
わかりやすい左右の動きだけでなく、前後にも動いています。
前後の動きを頭に入れて見ると良いでしょう!!
横からの撮影した映像が見つかったら、
またここで紹介したいと思います。
たまには違った角度から滑りを見てみましょう!!!
でも自分で撮影するときは、下からが一番簡単です。
滑りながらっていうのは、現実的じゃないですね。
危険ですし。
もしビデオカメラ買うならパナソニック
わたしはスクールでも使っていますが、パナソニックがズームもしやすいですし、
ピントも合いやすいです。
ビクターはぶれやすく、ソニーはピントが合わないことがありました。
なのでこの3社ではパナソニック
それから、、
少し話がずれますが、ドローンってありますよね。
あれ、たぶんスキーにも活用されてきます。
それで撮影していようとしているの見たことありますから。
今後はさまざまな角度から滑りを見れるようになってくるでしょう!