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良い姿勢である適度な骨盤の前傾はランニングで身につけよう!

前傾だとか後傾だとかの記事を書いていますが、
今回も同じく骨盤の前傾・後傾についてです。

 

1.太ももの裏側の筋肉を使うといいよ!

 

スキーをしたことがない人でも予想がつくと思むのですが、
スキーは太ももの筋肉をたくさん使うスポーツです。

 

スキー上達のためには、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)だけでなく、
後ろの筋肉(ハムストリングス)も使いこなす必要があるということを
この記事で書きました。

(関連記事:前だけでなく、後ろの筋肉も使いたい

意識するのが難しい、使いにくいハムストリングスを使えるようになると良い
という内容でしたね。

読んでいない人はぜひ↑のリンクをクリックして読んでみてください。

 

 

そしてどうやったら上手くハムストリングスを使えるようになるのか?
ってことに関しては、この記事に書きました。

(関連記事:適度な骨盤の前傾が良いポジションにつながる

骨盤の前傾・後傾と太ももの使う筋肉はリンクしているのです。

骨盤の前傾が強いと前の筋肉(大腿四頭筋)が使いやすくなり、
後傾していると後ろの筋肉(ハムストリングス)が使いやすくなります。

2.どうやって骨盤の前傾を意識するか?

 

ではここからが本題です。

骨盤の前傾・後傾をどうやって操るか???
どうやってハムストリングスを使うか???
についてです。

ランニングを例にして説明します。

雪上で滑るよりはるかに骨盤の前傾は意識しやすいと思います。

スキーの上達には「簡単なことから難しいことへ」が鉄則ですから。

いきなり雪上で意識するのではなく、ランニングで意識して
適度な前傾をマスターしてから雪上へ行くのが一番いいです!

 

大事なのは適度な骨盤の前傾です。

太ももの前後の筋肉がバランス良く使えるかどうかが重要になってきます。

 

走る前にまずは、歩いてみましょう。

歩く中で前傾する、後傾するようにしてみてください。
大げさにやると結果的には腰が曲がる・反る状態になります。

 

歩く中で前傾・後傾がわかってきたら、
腰を数センチでいいので、落として低めの姿勢で歩いてみましょう。

そうすると、負荷がかかるので、どこの筋肉を使っているかが理解しやすくなります。

前傾すると前(ハムストリングス)、後傾すると(大腿四頭筋)が使いやすくなるのがわかると思います。

 

歩いて理解できたら、今度は走ってみてください。

走るとさらに負荷が強まるので、さらに使っている筋肉がわかりやすくなります。

 

こればっかりは実践してみないとわからないです。
スキーの練習の一つだと思ってやってみてください。

歩くなら短い距離ですが、家の中でもできますし!

 

3.基本姿勢は一緒

ここまで、スキー上達のために、骨盤の前傾・後傾を説明してきました。
ウォーキング・ランニングで試してみましょうといいました。

 

この適度な骨盤の前傾っていうのは、スキーに限らず
多くのスポーツでも共通していることです。

いつでも・どこにでも動きやすいのがこの適度な骨盤の前傾です。

だからスキー以外にも、テニス・卓球・野球、など基本の構えの姿勢ではこの前傾が必要になってきます。

ボールが来た時にすぐに動ける、反応しやすいような姿勢を作っておく必要がありますよね。

それが今言っている適度な骨盤の前傾です。

この前傾が安定してくると、滑りの安定感が一気に増しますよ!
あとスキーにおいて大事なのは、ターン中すべての局面において、
この骨盤の前傾角は変えないのが理想です。

 

骨盤の前傾角の安定=滑りの安定です。

 

それでは、出来るところから練習しましょう!!!