2017-2018シーズンのスキーブーツのレビューです。
2017-2018モデルといえども2017年の夏にすでに使うブーツを決めておくのがベストです。
そして早めに予約しておくのが良いでしょう。
夏で売りれになる可能性もあるので、早めに予約しましょう。
他の年のはこちらです。↓大変人気な記事になっております。
2017年モデル、各メーカーのスキーブーツを履き比べてみたよ。
2018-2019スキーブーツレポート。滑ってみて・履いてみて感じたこと
2017年6月17日石井スポーツのカスタムフェアに行ってきました。
ブーツをいくつか履いてきたので、その感想を皆様にご紹介していきますね!
履いたのはアトミック、フィッシャー、ヘッド、ダルベロ、ノルディカ、レクザムの6社です。アトミックは2足履きました。
正直言うと、だんだんよくわからなくなってくるんです、アトミックは2回は着ましたが、1回目と2回目では少し印象が違いました。
参考程度に読んでみて下さい。
参考程度ですが、どこよりも細かく書いていきますね。
もくじ
1.アトミック REDSTER WORLDCUP 130
- サイズ:24.0
- フレックス:130
- ラスト92mm
アトミックはスキーとともに、ブーツもフルモデルチェンジです。かなり変わりました!
フィット感が良く履きやすいブーツです。松沢聖佳さんに言われましたが、足入れが良いです。(この手のブーツ買う人は履きやすさとかはどうでもいいと思いますが)
それと足裏感覚が敏感と言ってました。これは大変納得です。足裏で雪面の状況を把握しやすいと思います。ラストが92mmとかなりタイトなモデルです。私の足にはタイトな割にはあたりにくい印象でした。自分の脚の動きに素早く反応してくれる敏感なブーツだと思います。
インソール入れるとフィット感がかなり向上したので、シダスやB+などのインソールは必須です。
あまり評判の良くなかった前作のブーツですが、履いた感じだとかなり良くなったと感じます。スキーも大変注目されていますが、ブーツも注目です!
2.アトミック REDSTER CLUB SPORT 130
- サイズ:24.0
- フレックス:130
- ラスト96mm
WOLRDCUPの方は92mmでしたが、こちらCLUB SPORTは96mmです。この4ミリの差は大きかったですね。広いので楽なんですけど、足裏感覚とか伝達反応は悪いです。
インナーが厚めのため、新品の時はフィット感は良いでしょう。私の小さいかかとでもフィット感もかなり良かったです。しかし厚みがあるためヘタリが早いような気がします。へたった時のフィット感低下が心配です。
こちらのモデルも当然履きやすかったです。ラスト95mmぐらいのブーツでは一番履きやすいと思います。
3.フィッシャー RC4 PODIUM 130
- サイズ:24.0
- フレックス:130
- ラスト92mm
フィッシャーのこのブーツに関しては試乗したことがあります。そのレビューはこちらの記事で書いてあります。
関連記事:フィッシャー2018年新登場のブーツ「RC4 PDIUM」を試乗して感じたこと
ここでは滑ってみた感想ではなく、履いてみた感想を書きますね。
ラスト92mmにしてはブーツ内の空間が広いです。底面の幅は狭く感じましたが、底面2センチぐらいより上は他社よりも広く感じます。そして、甲も高いです。そのためブーツの中に空間ができている感じがしました。インナーが良いのか、足裏感覚が敏感そうで、スキーへの伝達性能も良さそうな感覚がありました。
しかしすねが高く、膝下の短い日本人には高く感じると思います。それが操作性にも影響するような気がします。
荷重ポイントが他社より前なので、谷回りの荷重感がつかみやすいと思います。
インナーのひもをしまう場所があるが、必要なのかよくわからない。(どうでもいい)
4.ヘッド RAPTOR B3 RD
- サイズ:24.5
- フレックス:120
- ラスト95mm
ヘッドは2011年ごろから大きな変更がありません。対して変わってないです。
インナーが厚くへたりやすいです。もう少しインナーを改良して欲しいですね。
ラスト95ミリとなっていますが、かなり狭いです。全体的にキツイです。PODIUMより狭くきつく感じます。
5.ダルベロ DRS WC SS
- サイズ:23.0
- フレックス:110
- ラスト93mm
大き目に作ってありますとのこと。履くと確かにでかいです。私は他メーカーはすべて24でしたが、ダルベロに関しては23の方が合っていました。
フィット感が良く、操作性が良いブーツに感じました。ターン後半に外向を作って耐えるのが得意なブーツだと思います。グリップの良いブーツかもしれません
あたりも出にくく感じ、使いやすそうなブーツです。
6.ノルディカ DOBERMANN WC EDT 130
- サイズ:UK5
- フレックス:130
- ラスト93mm
どうでもいいっちゃ、どうでもいいんですけど、サイズ表記がセンチではなく、UKという数値で表しているのでわかりにくい。私のサイズではUK5でした。
捉えがよさそうなブーツです。
前後にも左右にもどこへの動きやすいブーツでした。すねの高さも低く操作性は良いブーツだと思います。
粘りのある素材を使っている(こう言っているメーカー多い気がするが???)ので、反発のスピードがゆっくりです。これが良いことなのかは正直わからないです。たぶん大回り向きだと思います。
小指が当たりやすそうなのが少し気になりました。
シェルが厚いため、力が逃げないんだそうです。だからフレックスの割にスキーの伝達が良いです。
インナーがしっかりしていて、フィット感が良かったのも良いポイントです。
7.レクザム Power REX-S110
- サイズ:24.0
- フレックス:110
- ラスト95mm
ノルディカと同じようなフィット感です。インナーが1・2年前と比べるとかなり進化しています。全体的に薄めのインナーですが、かかとに巻き付くようにフィットしてくれます。言われなくても改良したのがよくわかります。このインナーはかなり良いです。
私は2016年モデルでフォーミングしたのですが、この2018モデルならフォーミングしなくても同じようなフィット感が得られる感じがしました。
動きやすく、ターンのどの局面においても動きやすく使いやすそうに感じます。動きやすさはナンバー1
甲はちょっと高めですが、タングも改良されているので、あまり気にならないと思います。
まとめ
サイズの24.0と24.5ってありますが、気にしないでください。
どのブーツも1センチ単位なんで、表記で「.0」でも「.5」でも同じだと思ってください。
履く順番が違えば感じ方も異なります。そして履いて悪くても滑ると良いってこともあります。
ブーツ選びの一つの参考になればと思います。すべてを信じないでくださいね!
去年もやりましたが、私の中でのランキングをつけてみます。
ノルディカ>レクザム>アトミックWC>ダルベロ>フィッシャー>ヘッド>アトミックCLUBSPORT
一応私のなかでのランキングです。これは履いてみて良いと思った順番です。フィッシャーは履いた感覚は微妙でしたが、滑りはかなり良かったです。
これはあくまでも私の感想ですが、参考にしてみて下さい!!
スキー教師スノダノブユキ
関連記事:
2017年モデル、各メーカーのスキーブーツを履き比べてみたよ。
2018-2019スキーブーツレポート。滑ってみて・履いてみて感じたこと
ブーツの選び方に関してはこちら
自分にあったスキーブーツの選び方を公開No.1(骨格との相性)
自分にあったスキーブーツの選び方を公開No.2(フレックス編)
自分にあったスキーブーツの選び方を公開No.3(サイズ編)