私の冬の仕事はスキーを教えることです。
スキーを習いに来てくれるお客さんのおかげで食っていけます。
なので、私の立場としてはどんどん習いに来てくださいっていうのが本音です。
でも「習う」ことも当然大事ですが、「慣れる」こともめちゃくちゃ大事なんです。
何で慣れることが大事かっていうと、スキーの性能を引き出すポジションは人によって違うからです。
ポジションなんて最終的には自分で見つけていくしかないのです。
習っても先生はあなたにとっての正解は言ってくれないかもしれません。
人によって正解は異なるからです。
例えば、足裏の乗る位置なんて、だいたいの正解の位置はありますが、
細かく言うと、人によって正解は異なります。
人によって異なるのです。
だから先生の言うことを参考にして、自分でただしい乗り位置を探していくしかないのです。
だって、人によって
・足の大きさが違う
・脚の長さが違う
・筋力が違う
・身長が違う
・ブーツが違う
・スキーが違う
・足の形が違う
・体重が違う
・関節の可動域が違う
違うところだらけです。
結局人間なんで、先生も人のことのすべてなんて分かりっこないです。
いくらスクールで教わったって、先生にすべてを託しているようでは、上達できません。
レッスンを受けて良いと言われた時の、感覚を大事にしてください。
細かい感覚なんて言葉で表現できないことが多いです。
自分の感覚は大事です。
自分の感覚は大事にしてください。
最終的には、自分で良いポジションを見つけていくしかないんです。
そして道具が変わればポジションも変わります。
慣れるしかないんです。
結論
習うことは大事
でも慣れることもすごく大事
「習ってから慣れろ」
慣れる前に習った方が、上達は早いです。