1.AIって知ってますか?
聞いたことぐらいはあるって人多いと思います。
説明しろって言うと???ちょっと困るって感じでしょうか?
私もそうです。
AIは日本語だと人口知能って言います。
Wikipediaで「人工知能」を調べると
人工知能(じんこうちのう、英: artificial intelligence、AI)とは、人工的にコンピュータ上などで人間と同様の知能を実現させようという試み、或いはそのための一連の基礎技術を指す。
自分の言葉ではどう説明していいのか?、、、。
「人間の脳のように働くロボット」とでも言っていいのでしょうか!?!?
2.AIとスキー教師
ここから本題に入ります。
「人工知能(AI)が発達してもなくならない職業はスキーインストラクター」
だと思うんです。絶対にそうです。
(以後インストラクターは教師に変えます。(インストラクターという言葉が好きじゃないので))
どんなにロボットが発達しても、今私たちが生きているうちはなくならない職業だと思っています。
そしてAIが発達しても人員削減されない職業でもあります。
なぜでしょうか?なぜスキー教師という職業はなくならないんでしょうか?
なぜスキー教師という職業がなくならないかということの前に、
この仕事の特長を挙げてみます。
スキー教師という仕事の特長
- レッスンにオリジナリティを出すことが出来る
- お客さん一人一人によってレッスン内容が異なる
- レッスン展開に合わせた見本(デモンストレーション)を見せる
- 気象・雪質の状況が常に変化する
- お客さんの性格を把握した方が良い
何も考えていない教師であれば、1と2の特長はなしです。
滑りを見て、お客さんに合わせたレッスンが必要(1・2)なので、なかなロボットには任せにくいと思います。
そして(3)レッスンでやっていることを強調して見本の滑りをしないといけません。
何を見せたいかによって見本の滑りも変える必要がありますからね。
天気や雪質によって滑るゲレンデを変えることもあります。(4)
そのお客さんは褒めた方がいいのか、どんどん指摘した方がいいのか?を把握しないといけない。(5)
まとめると、常にその時の状況を読んで最適な展開にしていかないといけないのが、スキー教師という職業なんです。
一度として同じレッスン展開はないです。
同じ練習内容でも、言葉の表現を変えたり、練習ゲレンデを変えたり、スピードを変えたりします。
レッスン展開はいつも違うんです。一度として同じことはないです。常に臨機応変対応するべきなのがスキー教師という職業です。
だからロボットには任せることはできないと思うんです。
これは書いている2017年の時点では誰もがそう思うのではないでしょうか。
世の中にはロボットに仕事を奪われる職業もあります。すでに奪われた仕事もあるでしょう。
しかしスキー教師ほど臨機応変さが求められる仕事もそうそうないと思います。
だからスキー教師って仕事はなくならないです。
3.情報と体験から見たスキー教師
さらに私がブログを始めて思ったことなんですけど、
情報ってどっかにあるんですよ。スキーの技術的な情報はネット上を探しまくれば、だいたいのことはあるかもしれません。
要は情報は無料で手に入りやすくなっているのです。絶対に10年前よりも情報が無料で手に入りやすくなっています。
しかしいくら情報が手に入っても、スキー上達につながるとは限りません。
上手くなれる方法がわかっても今の自分がどこまでできているのか、どうやって練習するのが最適なのか?
これはネット上にはありません。
今の自分にあった指導って、現場で経験豊富なスキー教師に教わるしかないんです。
これからの時代、情報の価値は下がっていくと思いますが、
体験の価値は下がらないと思っています。
思っているというかそう言われています。
スキーの技術的な情報よりも、スキーを教えてもらうことの方が価値を感じるものなんです。
これからは、情報を提供することよりも、体験する場を提供する仕事の方が価値が増していくでしょう。
ってことで、スキー教師という仕事はなくならないです。
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