こんにちは、スキー教師のスノダノブユキです。
「筋トレすれば良いってもんじゃないですよ。」
スキーは力まかせに滑ってはいけません。力を抜くことが大事だったりします。
筋力がありすぎることで、力でなんとかしようとしてしまうことがあるんです。
だから私は筋トレしない方が良いこともあると思っています。
技術的な話になりますが、、、
力で何とかしようとする人には二つのパターンがあります。
①その場でなんとかしようとする人
スキーってその場では動かないんですよ。
必ず滑って移動しながら動かしていくもの。滑りながらスキーの向きを変えていくもの。
滑りながら力を入れて雪を削ってずらしていくもの。
その場でどうこうしようとしても無理なんです。
しかーーーし、筋力がある人は、、、、、
その場でなんとかしようとしがちです。
無理矢理、力づくでスキーを回そうとするんですよ。
②スキーと重心の位置関係的にムリな運動をする人
もっと具体的に言いますね。
本来は、小指側のエッジを使わないといけない場面で、無理矢理親指側のエッジを使う人
これは重心移動出来ていないために起こるものです。使うべきじゃない反対側のエッジを使っている。
逆のエッジを使っているので、スキーは思ったように動くはずがないのです。
でも力でなんとかしようとするのです。
こんな感じで力でねじ伏せようとする人には二つのパターンがあります。
あの人もっと筋力弱かったら良い滑りになりそうなのに、、、っていう人実は多いです。
筋力に頼っちゃダメですよ。
力で勝負しないで、力を入れなくても滑れるような技術を身につけましょう!
レジャースキーヤー、基礎スキーヤーはそんなに筋トレしなくてもいいかなって思います。
(競技スキーヤーは別です。)
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