ビデオ撮りの「コツ」というか基本は必ずおさえないと、撮影する意味が半減します。

あなたは自分の滑りをビデオで撮ってもらったことがありますか?

ビデオで撮影するときのポイントを知っていますか?

 

 

ポイントをいくつか挙げるので、必ず抑えてください。

①フォールラインを意識する
②うねりを把握すること
③撮影場所に注意
④アップにしすぎない
⑤「「注意点」」

この4点に注意して撮影しましょう。

それではこの4点について詳しく説明していきますね。

 

①フォールラインを意識すること

これは斜面が左右に傾いていないか?ってことです。
片斜面ってわかりますか?

まっすぐのコースがあったとしますよね。
コースはまっすぐなのに、コースの左側よりも右側の方が低いことってありませんか。

これは上から下に向かって滑っていくのですが、右側の方が下がっている斜面です。

これが片斜面です。
片斜面っていうのは、片斜面と知らずに滑っていると気付くとコースの右側によってしまうことが多いです。
コースの中央をずっと滑ろうとすると、左右均等なターンはできません。

図のように、右が落ちていれば左外脚の右ターンは強いエッジングが出来ますが、
左ターンは強いエッジングはできません。

要するにコースをまっすぐ滑ると、左右のターンが不均等になるので、片斜面で撮影するときは注意が必要です。
滑る人も注意が必要です。
注意の仕方は③で書きます。

 

②うねりを把握すること

①ではコース内の左右の傾きに注意しましょうということを説明しました。

次は滑走方向の斜度変化に注意しましょう。

この図は斜面の断面図です。横から見た図です。

スキーヤーがAから滑走スタートするとします。
ゴールで撮影するとするなら、どこをゴールにすればよいでしょうか?

この斜面ならば、Bなのか?Cなのか?
どっちで撮影したほうがいいかわかりますか?

 

 

正解は???

「C」です。

なぜならばBで撮影すると、途中足元が見えなくなる区間があるからです。

撮影するときは、必ずスキーの動きが見える必要があります。
Bで撮ると見えなくなる区間があるので、ダメなのです。

もう少し先のCから撮影すれば、全区間でスキーの動きが見えます。

 

⇒撮影する斜面で、緩斜面・急斜面・緩斜面というかんじで、斜度変化があるときは、
 すべての区間で足元(スキーの動き)が見える位置で撮影するべき

 

途中に緩斜面が入るコースだと見えなくなってしまうので、そういう時は、ゴール(=撮影場所)をもう少し伸ばすと良いです。

 

※斜度が均一なコースだったり、急斜面から徐々に緩斜面になるコースであれば、気にする必要はありません。

 

③撮影場所に注意

②も斜面のうねりに注意して撮影場所を決めてくださいという内容でした。

では①のような片斜面のコースならば、どういう場所で撮影すればいいのか?
またどういうラインで滑走すればいいのか?
について考えてみましょう!

 

では早速答えの図を見せますね。

片斜面の場合、スキーヤーは黒線のように滑るのがベストです。
そして撮影者はD地点から撮影するのです。

こうすれば左右均等に移すことができます。

 

 

ねじれの無いきれいな1枚バーンの場合は、下の図です。

図を見ればわかりますよね。E地点で撮影するのがベストです。

Eから左右にずれてしまうと、左右均等に見れません。

撮影する人は良い場所で撮ることが必要ですが、滑る方も撮影者の位置をめがけて滑らないといけません。

 

④アップにしすぎない

これはそのままです。

アップにしすぎると、見づらいです。

少し遠いぐらいでいいです。

 

小回りだと、左右に動かさないで入るぐらいにしてください。

小回りはカメラを縦に動かすだけで、1ターンずつ左右に動かすと見づらいです。

 

それにタブレットやPCで見るならば、拡大してみることもできますからね。

アップにしすぎる必要はないです。

 

それにビデオのズームをしすぎるとぶれやすいです。

頑張ってアップにしなくていいのです。

 

⑤「「注意点」」

これは絶対に注意して欲しいことです。

撮影するときに、なるべく他のスキーヤー・スノーボーダーの邪魔にならないところで撮影してください。

それだけです。

邪魔になるということは、撮影している本人も危ないということなので、自分の身を守るという意味で気を付けてください。

 

滑る人も、、、、
片斜面で左右均等になるように撮影する場合はコース内を横切るような形で滑るので、
他のスキーヤーに衝突しないように気を付けてください。

 

 

以上です。

スキー上達のためには、ビデオ撮りで自分の滑りを確認することは非常に大事です。

良い撮られ方、良い撮り方をしましょう!!

そして周囲のスキーヤー・スノーボーダーに気を付けてビデオ撮りをしましょう!!

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